編集部のお仕事♪~後編~
こんにちは。PPチーム編集部の塚原です。
前回に引き続き、私たち編集部のお仕事をご紹介させていただきます。
後編となる今回は、実際の制作作業をお伝えします。
ページ構成の決定 |
お客様からいただいた情報を基に、制作するサイトのページ構成を決定します。
家づくりでたとえるなら、設計図の作成~土台づくりの過程。
つまり、完成品の仕上がりのすべてが左右される、一番重要な作業なんです。
詳しい構成方法は、イチバンの企業ヒミツともいえる部分のため、
ここではお教えすることができません。
ざっくりといえば、以下の4点を常に意識して、作成しています。
・お客様をいかに魅力的に伝えるか
・ユーザーが興味を持って読んでくれる内容か
・思わずブックマークしてしまうサイトとはどんなものか
・検索順位の上位を狙えるか
取り扱うジャンルはコスメやサプリ、サロンやクリニックから、不動産についてなど様々。
いままで自分には馴染みのなかった分野の案件だって、当然ながら担当します。
そのためには、お客様からいただいた情報だけでなく、
書籍やネット上にあふれる情報を読み込むことが不可欠です。
その分野のスペシャリストをめざして、どんどん知識を詰め込み、再構成していくのです。
さらに、この制作したページ構成案を、
チーム全員でじっくり分析・チェックするMTGを毎日行っています。
作成した本人では気付けないような、まっさらな視点の意見が、
まったく新しいサイトをつくるキッカケとなることも多いです。
堅苦しさは一切なしの、率直な意見をぶつけ合うディスカッションでは、
熱がこもり過ぎて、思わず声を荒げるメンバーも……。
たとえ自分の担当する案件でなくても、当事者意識を持って、より良いものをつくりあげる
そんな真剣な姿勢が表れる場面です。
MTGでの意見を鑑みた上で、幾度かの修正を加え、ページ構成案は完成します。
ライターへの依頼 |
ページ構成が決定したら、次はライターへの依頼です。
ライターにも、得意・不得意分野があるので、適性を見極めた上で依頼をするのが鉄則です。
頭を悩ませて作成したページ構成の意図を
寸分違わず伝えるのは、実はなかなかに難しい作業だったりします。
カンタンなことだと思って、後で泣きを見る新人編集者も多数でるほど。
必要な資料を用意し、各ページの詳細な構成を書き出し、
迷うことのないような道しるべをつくることが重要です。
とはいえ、ライターとの信頼関係を築くことで、
どんどん短縮ができる作業でもあります。
そういった意味では、ベテランと新人の差が出やすい部分かもしれませんね。
入稿されたテキストのチェックおよび編集 |
ライターからテキストが上がってきたら、いよいよ編集作業に移ります。
依頼した内容とずれているところはないか、誤字脱字はないか、
記載されている情報に誤りはないかといった、いわゆる校正の過程です。
基本的な内容は、紙媒体の編集と一緒ですが、WEB媒体ならではの作業も加わってきます。
まずはSEOライティング。
WEB上にあるサイトは、いくら有益な情報が書かれていても、
検索順位の上位になければ、読んでもらうことすらできません。
上位に表示され、ユーザーを集めるためにも、
ある一定のルールに基いた、SEOライティングを行う必要があります。
これも門外不出の技術ですので、詳しくはご紹介できませんが、
全研の制作するサイトが、お客様から支持される根幹の一つとなっています。
そして、ユーザーを掴まえる文章へのリライトです。
自分でお金を出して購入する雑誌などの紙媒体と違い、
無料でいつでも好きなように閲覧できるWEBサイトでは、
ユーザーはあまり文章を読み込んでくれません。
そんな中で、サイトの文章をしっかりと読んでもらうためには、
サイトのファーストビューで、ユーザーの心をグッと掴まなくてはいけないのです。
キャッチーな見出しを付ける、興味をひく冒頭文にする…。
いわゆるコピーライターとしての技術が要求されます。
言葉にすると当然のことにも見えますが、この部分を決定するのに、
気付けば半日近く費やしていることだってあるほどです。
こうして、限られた時間の中で、常にこだわりを持ち続けた結果、
私たちのサイトは生みだされていくのです。
PP編集部の仕事内容は、いかがでしたでしょうか?
サイト制作について、トータルで担当をする分、負担は大きいですが、
なにかをイチから創造しているという意識を強く感じることができるのは、
制作者・編集者にとって、モチベーションを保つ要因になります。
また、まったく知らなかったジャンルのことを、仕事を通じて学べるのも魅力の一つです。
好奇心旺盛な方には、ピッタリなお仕事だといえます♪
これからも、みんなから愛され、お客様から感謝をされるサイトを、
世に送り出していきたいと思います。
次回は、編集部メンバーのお仕事にかんするアンケート結果を発表いたします。
お楽しみに!
PPチーム編集部の塚原でした。