新卒1年目の日常vol.3~仕事=人との関わり~
今はPRマーケティング事業部(以下:PRマーケ)の動画チームに所属しています。
入社前、インターン時にもPRマーケでお世話になったのですが、入社後コンテンツマーケティング事業部(以下:Cマーケ)での営業研修を経て、またこのチームに戻ってきました。
そして、毎日頭がパンクしそうな日々を送っています。
今回、社会人として仕事をするということに関して、私が経験したことをちょっぴりお話しさせていただきます。
▲入社式の様子。
■ チームメンバーと働くということ
入社してまず、Cマーケでの営業研修から私の社会人生活が始まりました。
Cマーケで私が所属していた平松主任チームは、とにかく『For The Team!(フォア・ザ・チーム)』を謳っていて、チームメンバーが困っていたら、自分のタスクを調整して、すぐヘルプするというチームでした。 本当に皆さんかっこいい。
実際に、新卒の私をフォローするために、チームメンバー全員が、入れ代わり立ち代わり私のヘルプに回ってくださったことを、今でも鮮明に覚えています。
感謝すると同時に、『新卒を全力で育てる』という全研スピリッツを心から感じた経験でした。
また、フォローをしあいながらも、時に一人一人がチームの先頭に立って、メンバー同士鼓舞しあったり、引っ張っていくような姿も見ながら、チームで働くことって、チーム力って、こういうことなのかなと、先輩方のFor The Team精神にはとても刺激を受けました。
現在所属しているPRマーケで、この学びを活かせているかというと、正直今は、自分のタスクを追いかけることに必死です。まだ自分のことしか考えることができていないので、狭い視野を今後もっともっと広げていかねばと思うばかりです。
■ 謙虚さ
Cマーケでの営業研修を終え、PRマーケ内の動画チームに本配属となって早々、私は動画案件の依頼主の意向を無下にするという失態を犯しました。 その時は、自分の趣味に照らし合わせて、こうすればもっとカッコよくなるでしょ?イケてるでしょ?と、
依頼をしてくださった方に対して、
「これはこのような見せ方をした方が絶対良いので、あなたの意向には添えません。」
と言わんばかりの態度をとってしまったのです。
自分の価値観で物事を決めつけてしまい、結果として、コミュニケーションを円滑にとることが出来ずに、多くの方々に迷惑をかけてしまいました。
当時の私は、「自分は出来る」と思い込んでいたプライドの塊で、謙虚さを忘れてしまっていた のです。
ものづくりは、コミュニケーションという大前提があってこそ行えるものだということを、全く理解できていませんでした。結果として、多くの方々からの信頼を失い、それを取り戻すにはこれからすごく長い時間をかけていかなければならないことになりました。
ここで私は変わらなければならないと決心し、現在は上長に助けていただきながら行動改善に取り組んでいます。
▲感謝してもしきれない程 お世話になっている、動画チームの丈リーダーに相談中
■ 人と仕事をすること
私は一人きりでは、仕事が出来ません。
依頼主、上長、チームの先輩、私に関係する全ての方々と繋がって、やっと私は業務を行うことが出来ます。その方々との仕事を円滑にさせるキーポイントは、私と業務を一緒にすることが働きやすいなと思ってもらえるような振る舞いをすること、だと思っています。
そのヒントは日常のあらゆる場面に転がっていると思います。でもそれはヒントであって、答えではありません。
ただ、その中でも比較的答えに近そうなものは、①報連相、②挨拶、③礼儀作法だと思います。
これらは相手に安心と信頼感を与えるものです。 例えば、「この人は、問題があってもしっかり報告してくれる人だ」とか、「この人は丁寧に受け応えしてくれる人だ」、「気持ちの良い挨拶をしてくれる人だ」など、こういったものの積み重ねが、仕事を円滑にさせるのだと思います。
ただ、日常に転がってはいても、見落とすことが多いのも事実です。
私にはまだまだ気づけないことが多く、上長に指摘されてから気づくことがたくさんあります。
わからなければ、上長は丁寧に教えてくれますし、たくさんアドバイスをくださいますが、
目指すは「自分から気がついて行動できるようになること」です。
その一歩一歩の学びが、きっと信頼というものを作り出すことに繋がり、自分自身の仕事のしやすさ、周りの方々の仕事のしやすさにも影響してくるのだと思います。
■ 仕事をする上で学んだ大切なこと
動画を作る上で、私は様々な方と関わりながら業務を進めています。
例えば、動画が完成した際には、何人もの方のお時間をいただき、チェックしていただいています。
人と仕事をする上で大事なことは、事前の準備であると思います。
ヒアリングを行う前には、依頼主の仕事や商品、サービスについての情報をリサーチしておく。
撮影の前は、キャストに関しても、事前にプロフィールやSNSなどを調べておいて、相手の人となりを把握しておく。
会議の前には頼まれていなくても、わかりやすく資料をまとめておく。
・・・こういった事前準備がコミュニケーションを円滑にするのだと思います。
一見、事前準備という作業は、勉強したり資料をまとめたりと大変なことかもしれません。
しかし、それは相手のことを好きになれば、とても楽しい過程だということを学びました。
つまり、相手のことをもっと知りたいという好奇心が、仕事をする上で非常に大切であるということを知りました。
自分が積極的に相手を知ろうとしたら、相手もそれに応えてくれるものだと思います。
告白される前は全く意識してなかったけど、告白されてから気になりだしてしまったという話がありますが、それと同じ現象だと思います。
良いものが作りたかったら良いコミュニケーションを取ること。
良いコミュニケーションを取るには、相手に興味を持つこと。
そして、相手のファンになることが大切なのだと思います。
依頼主のファンになるということは、相手の面白いところを見つけることです。
面白いところが見えてくると依頼主との話も弾むし、その話の中から何を動画で表現すれば良いかも見えてくるものだと思います。
製作の現場では様々な方と関わるので、その関わる方々のみならず、様々な事柄へも好奇心を持つことが、この仕事では大事なのだと感じます。
私自身まだまだ経験不足、実力不足でこの学びを実践に活かせていません。
活かせるようになる為には、経験を積むしかないと思います。
今後はまずは身近な存在から。
全研本社で働く全員に興味を持って、お話することが今後の目標です。
以上、PRマーケの木下でした。