新人編集者のお仕事
こんにちは。PPチーム編集部の塚原です。
以前のブログでもご紹介した通り、
編集部は前職でライティングや編集の経験者が多いのですが、
未経験者がいないというわけではありません。
現在活躍中のメンバーの中には、まったくの異業種から転職してきた人や、
第二新卒のような状態で入社した人もいます。
未経験で入社した新人編集者さんが、最初に担当する大きなお仕事は3つ。
今回はそれらを詳しくご紹介いたします。
1:サイト編集のアシスタント |
まずは編集の基礎を学ぶため、先輩編集者の担当サイトのお手伝いからはじめます。
ライターから上がってきた文章の誤字脱字や「てにをは」のチェック、
記載されている情報に整合性は取れているか、
ユーザーが必要としている情報が網羅されているかなど、校正作業の基本を学びます。
また、全研独自のSEOライティングが正しく行われているか、
チェックシートを用いて入念な確認をし、足りていない部分があれば、加筆修正します。
この作業はテキストの最終仕上げともいえる、重要なもの。
1つ1つの原稿を丁寧に仕上げていくことで、ライティング・編集の基本からSEOルールまで、
ユーザーにもクローラーにも好かれるサイト作りの基本が身に付くのです。
2:取材のアシスタント |
サイトを制作するにあたり、お客様が何に悩んでいらっしゃるのか、
全研が求められているゴール地点はなにかを熟知するためにも重要な『取材』。
新人編集者さんは、この取材にアシスタントとして同行し、会話内容を記録していきます。
単純な記録係…と考えては、求められる内容に到達しないのが、このお仕事。
ポイントは、お客様のお話を100%受け止めつつも、
常にユーザー視点を忘れずに、内容を咀嚼すること。
お客様が自負されている自社の優位点と、
ユーザーが魅力に感じるポイントにズレが生じていることは、実はよくあることだったりします。
ですが熱心に取材を続ける内に、会話の端々には
お客様自身が気付かれていないような商品・サービスの魅力があふれているのです。
それらを的確にキャッチし、まとめていく作業は、
自分の耳と頭を最大限に動かすことが求められます。
あえてレコーダーを使わずに、
「紙とペンでメモを取る」という昔ながらの方法で取材記録を行うのも、
お客様と先輩編集者の話し合いという名の“戦い”を、気を抜かずに聞いてもらうため。
(もちろん先輩編集者も、取材内容をキッチリとまとめているのでご安心を)
完成した取材メモを照らし合わせることで、
こんなポイントが重要だったんだ!と気付くことも多いはずです。
これもサイト制作の基礎を学ぶ良い機会となります。
3:ページ構成の作成 |
以前のブログでも紹介した、サイトの設計図の作成~土台づくりの作業です。
この作業を知らずして、サイト制作はできない!ということで、
早い段階で新人編集者さんにも担当していただいています。
構成案を考えては先輩に提出をし、ダメだしやアドバイスをもらい、再度構成を組み立てる。
構成案の作成は、サイトの成功・失敗が左右される重要な部分。
それを知っている先輩たちは、一切の妥協をしないため、
何度も何度も、提出しては修正、提出しては修正を繰り返すこととなります。
ちなみに私も新人のころは、
ページ構成案を10回近く提出することも珍しくありませんでした…。
それでも投げ出さずに、最後まで指導をしてくれる、厳しくも優しい先輩揃いですので、
めげずに何度でもチャレンジする精神で、挑んで欲しいと思います。
新人さんの視点から提出された構成案の中には、いままでの常識をくつがえすものもあり、
先輩社員たちにも良い刺激を与える場にもなっているようです。
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文字を書くのが好き!
自分のアイディアでサイトをつくってみたい!という情熱さえあれば、
その気持ちを受け止めて、一緒に成長をしていくのが、このPP編集部の良いところ。
サイト制作の世界に飛び込んでみたいけど、未経験では難しいかも…なんて尻込みは不要です。
チャレンジ精神にあふれる、未来の優秀な編集者さんを、いつでもお待ちしています!
それでは、PPチーム編集部の塚原でした。