シンガポールからやってきた、動画チームの新メンバーを紹介します
こんにちは!PRマーケティング事業部(以下、PRマーケ)の動画ディレクター、磯部です。
今回は、われらが動画チームへ4月にジョインしたばかりのニューカマー!シンガポール出身のポールさんをご紹介したいと思います!
全研では近年、外国人社員が増え、様々な出身国のメンバーが働いています。
そんな社員の一人であるポールさんは、どんな方なのでしょうか??(^^)
それでは、スタートです!
動画チームの新メンバー、ポールさん
改めましてポールさん、よろしくお願いします^^
普段聞けないお話をたくさん聞いていきますね♪
さっそくですが、まずはご担当されているお仕事内容を教えてください。
はい、よろしくおねがいします。
僕はいまPRマーケの動画制作チームで、企画、撮影、動画編集などの動画制作全般を担当しています。
ポールさんはシンガポールからいらっしゃったんですよね。
シンガポールって、どんなところですか?
シンガポールは一年を通して蒸し暑い国で、気温は24度~36度くらいです。
例えて言うなら、日本の夏の暑さがずっと続くような感じでしょうか。
うっ!それは辛い・・・(苦笑)
でも、いいところがたくさんあります。
シンガポールは食べものがとても美味しいですよ。とくに有名なのはチキンライスです。
僕が一番好きなのは「ロティプラッター」で、日本のクレープみたいな食べものですね。バナナをのせたり、カレーにつけたり、そのまま食べたり・・・食べ方のバリエーションがあるので、気分に合わせて味を変えられます。僕はマトンカレーにつけて食べるのが一番好きです。
それに、景色も最高です。シンガポールといえば、「マリーナベイ・サンズ」のような近代的な建築のイメージがあると思うのですが、もし旅行にいくことがあったら、シンガポールの下町をチョイスしてみてください。本当のシンガポールの暮らしがよく分かる旅になると思います。
「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」という公園もきれいなのでおすすめです。
▲ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(撮影:ポールさん)
シンガポールは魅力がいっぱいで素敵なところですね!
お話を聞いて、行ってみたくなりました。ぜひその時は、色々教えてください!
次の質問なのですが、ポールさんの趣味は何ですか?
僕は音楽が好きです。聴くだけでなく演奏するのも好きで、ドラムやキーボード、ギターを弾きます。
以前、友人が制作した自主製作映画の音楽を作曲したこともあるんですよ。
▲友人の演奏にあわせてギターを弾くポールさん
すごーい!作曲までしているんですね。
あと、写真を撮るのも好きです。
景色や友人の写真を撮ることが多いですかね。
日本には面白い風景が多くて、ついつい写真を撮ってしまいます。
▲夜の新宿の風景(撮影:ポールさん)
▲全研プラザ付近の歩道橋(撮影:ポールさん)
それと、映画も好きです。
特に是枝裕和監督、北野武監督、スピルバーグ監督の作品が好きです。
日本の映画もご覧になるんですね。こうした趣味を通したインプットが、ポールさんの動画制作に活かされているのかもしれません。
留学をきっかけに日本で働くことを決意
日本にはいついらっしゃったんでしょうか?
今から3年前なので、2015年です。
日本に初めて来たのは、大学生の時。留学で大阪に行き、一年ほど学びました。
留学に行く前の日本のイメージは、現代的なビルが立ち並んでいる印象で・・・。
でも実際に留学してみたら、現代的なものばかりではなく、古く歴史のあるものも日本にはたくさんあることを知りました。新旧がMIXされているところがとても興味深かったです。
それに日本人は優しいし、便利で住みやすいし、安全だし、気候もいいし、食べものもおいしいし、きれいな自然があるし・・・日本の良さをたくさん知ることができました。
僕は学生の頃から映像の勉強をしていて、就職も映像業界志望でした。
だけど、シンガポールの映像業界は市場規模が小さくて・・・。経験を積むために海外で働きたいと思っていました。
そんな僕にとって、日本はぴったりの国だったんです。
留学がきっかけで日本に来て、素敵な経験をたくさんしました。だから「日本で働こう」と決意ができましたし、その決断は間違いじゃなかったと今でも思っています。
▲日本でご家族と旅行中の一コマ
日本で就職・・・心配だったことは?
生活してみて、日本がお好きになったのですね。
とはいえ外国で働くのはとても勇気のいることだと思います。日本で働くうえで心配なことはありましたか?
ズバリ、「残業文化」と「ブラック企業」についてです(笑)
学生時代、ニュースで見る日本企業の話題は明るいものばかりではなかったので。
しかし全研に就職して、そのような不安は必要ないことがよく分かりました。
あと、日本語の問題ですね。
日本語で働くのは今でも難しいと感じることがあります。
まだ自分の思っていることを100%伝えきれないことが多くて、そのたびに悔しい気持ちです。
日本語でのコミュニケーションスキルを上げることは、いい仕事をするために必要なので、働きながら日本語の勉強をしています。
まずは、日本語能力試験N2の合格を目指して目下勉強中です。
※日本語能力試験とは・・・日本語が母国語ではない方を対象とした日本語スキル認定する試験のこと
N2の合格を目指しているんですね。応援してます!
ありがとうございます。
日本語をマスターするには、地道な努力が必要なので頑張ります!
ちなみに日本語の勉強で役立ったのが、全研の福利厚生のひとつである「日本語研修制度」です。これは、対象者(外国人社員)であれば全研が運営するリンゲージ日本語学校で日本語の研修が受けられる制度です。日本語の勉強はもちろん、日本の文化やコミュニケーション、ビジネスなどについても勉強をすることができました。
それに、普段一緒に仕事をする機会があまりない他部署の外国人社員たちとも話せるのが楽しかったですね。
一緒に勉強する仲間がいると、心強いですよね。
モチベーションも上がりそうです。
ポールさんから見た全研ってどんな会社?
ポールさんは全研のことはどうやって知ったんですか?
全研本社でインターンをしていた友人に紹介してもらいました。
そうだったんですね!
4月に入社して、5ヶ月弱経ちましたが、全研についてどんな印象を持っていますか?
すごくいいです。全研は働きやすいと思います。
社員の方は皆さんやさしいし、いろいろな職種の人に出会えるところも素敵です。
僕は映像が専門ですけど、ライターとか、エンジニアとか、デザイナーとか、同じ部署にいろいろな専門分野の人たちがいるので、自然と映像の知識以外も身につくようになりました。
全研には、チームの仲間同士でフォローやサポートをしようという風土があると感じます。僕の場合は、日本語のことはもちろん、日本の会社の文化やしくみについて、時々戸惑うことがあるのですが、そのたびにチームの人が分かりやすく教えてくださるんです。
PRマーケは、全研のグループ会社のマーケティングを担当している部署です。
いままでマーケティングの実務経験がなかったので、最初は分からないことだらけで、大変でした。
しかし、チームの皆さんが本当に一から丁寧にマーケティングのいろはを教えてくださって、今ではマーケティングの勉強が楽しいと感じるようになりました。
全研には様々な知識を得る機会がある。そんな刺激の多い職場だと思います。
▲先日お誕生日を迎えたポールさん。チームメンバーでお祝いしました♪
仕事について
前職は映像制作会社で働かれていたんですよね。
その時と比べてだいぶ環境が変わったと思うのですが、全研での映像制作について、どう感じていますか?
動画チームは、企画から撮影、編集まで、すべてチーム内で行っているので、「マクロな視点」と「ミクロな視点」の両方が要求されます。
細かい撮影や編集の技術はもちろん、企画に関してはマーケティングの視点が不可欠です。アート作品ではなく、成果につながる動画でなくては意味がありませんからね。
▲ポールさんが企画・撮影・編集までメインで担当した、リンゲージ日本語学校の紹介動画
企画力をつけるために、動画チームでは週に一度、企画MTGを行っています。それぞれ新しい動画のアイディアを持ち寄り、お互いに意見しあうんです。僕はこのクリエイティブな時間がとても好きで、実際にこのMTGから実現した企画もあります。
互いのポジション関係なく意見が言いやすいですし、新しいアイディアに対してとてもウェルカムな雰囲気です。雑談中のなんとなくの一言が「そのアイディアいいね!」と盛り上がって、そのまま企画が通ってしまうことも。
ただ、動画チームはまだ発足して間もないので、思い通りにいかないこともあります。
でも僕は、限られたリソースから工夫して動画を制作する、このチャレンジが好きです。ディレクターの腕の見せどころですね!
前向きにとらえるポールさんの姿勢、とっても素敵です!^^
ここで突然ですが、同じチームで働くおふたりから、ポールさんの人柄がよく分かるコメントをいただきました!
チームリーダーさやか主任からのコメント
ポールさんはどの仕事に対しても、とても素直で前向きです!
自分の意見もどんどん発信してくれるので、私やメンバーによい影響を与えてくれています。
これからもどんどん突っ走ってください!
チームメンバー木下さんからのコメント
ポールさんは、どんな案件でも動画のクオリティに妥協がありません。
自分が良い、こうすべきと思ったことをディレクターにしっかりと共有してくださいます。制作者としての強い信念を感じます。
いただいたコメントを見ると、メンバーからの信頼も厚く、チームに刺激をあたえ、クリエイティブの底上げに貢献しているようですね!ポールさんの今後の活躍に期待大です!
ポールさん、素敵なお話をありがとうございました!
ありがとうございました!
編集後記
いかがだったでしょうか?
慣れない環境の中で周囲のメンバーのサポートを受けながら、どのような状況でも、諦めず常に前向きに取り組むポールさん。その姿勢に、私も刺激をいただきました!
ポールさんを通して見た全研には、外国人だからハードルが高いという印象を一切ありません。むしろ、やりたいという熱意に対して、常に寄り添う「全研らしさ」を感じました。
そんな全研だからこそ、出身関係なく活躍していけるのだと思います。
ポールさんに負けないように、私も頑張ります!!
以上、PRマーケの磯部でした。