アメリカ旅行気分!?フロストバイトロードレースへの参加
こんにちは。管理本部 経理部の柗田(まつだ)です。
入社して1年少々。全研のバスケットボール部やフットサル部には参加させていただく機会がありましたが、なんとこの度、社員の皆さんと一緒にマラソンイベントに初参加いたしました?
今回は、その初チャレンジをレポートいたします。
私が今回参加したのは、「第35回フロストバイトロードレース」という大会です。
それでは、レポートスタートです!
マラソンなのにアメリカ旅行!?
大会当日の様子をお伝えする前に、何故私が大会に参加することになったのかというお話から始めようと思います。
それは2018年10月某日のこと。
社内のエレベーターホールで偶然お会いしたバリューイノベーション事業部(以下VI事業部)の黒田次長に、「交通費2,000円くらいでアメリカに行けるイベントがあるのですが、興味ありませんか?」という、なんともワクワクさせられるような、興味を抱かざるを得ないお話をいただきました。
「どういうことなのだろう??」と詳しくお聞きすると「横田基地内のコースを走るハーフマラソン大会がある」とのことでした。そう、これがフロストバイトロードレースだったのです。
フロストバイトロードレースは2時間30分の制限時間内でゴールを目指すハーフマラソンです。
英語でのコミュニケーションを楽しんだり、街並みを眺めたり、アメリカの風を感じながら走ることができるのが特長の大会。
『アメリカに行ったような気分を味わえそうだし、楽しそうなイベントだなぁ♪』という思いと、『長距離を走るのは苦手だし、2時間30分という制限時間も大変そうだから止めておこうかな・・・』という思いとで、正直悩みました。
ですが、苦手だと思っていることにチャレンジする良い機会だ!と考え、エントリーを決意。こうして私の練習の日々がスタートしたのです。
「ナイスラン!!」の声掛けがエネルギーに
大会への参加を決めた私ですが、持久力に自信がある・・・というわけではありません。
自宅から最寄り駅までの道と、新宿駅から会社までの距離が合計で徒歩15分程。そして、自宅近くのスーパーへの買い物のための移動・・・。これくらいしか日々体を動かすことがなく、練習を始めた頃は・・・長距離を走るのが辛かったです。
ですが、走った距離を大会参加メンバーで構成されたLINEグループへ報告する度、普段接する機会のない部署の方々からも「ナイスランです!!」と応援メッセージを頂けるので、頑張れました。間違いなく私の原動力でした。
また参加メンバーは月間走行目標を決めて練習をしているのですが、目標に向けて一生懸命に頑張る皆さんに感化され、私も練習に励むことが出来ました。
合同練習会では忘れられない経験も
練習の中でも、代々木公園で行われた合同練習会での出来事は印象深いものがありました。
その会は「ハーフマラソンの距離を皆で走ってみよう!」と企画されたもので、代々木公園のトラックを皆さんと一緒に走りました。
▲合同練習会ランナーの皆さん。
先にお伝えした通り、私はマラソン経験が豊富というわけではなかったので、楽々完走とはいきませんでした。そんな中、「きついけど、腕振っていこう!!」「ここから!ここから!」とずっと声掛けをしながら並走してくださったのがVI事業部の黒田次長です。
応援パワーなのか、当時の自己ベストの更新&最高走行距離の更新をすることができました!
これはすごい快挙です。私にとって、大きな進歩になりました。
また、一緒に走っている皆さんからの声掛けや、応援に駆けつけてくれた方々からの給水のサポートが、とても励みになりました。こんなに楽しく気持ちよく走れたのは、皆さんのおかげです。
走り終わった後は、ランナー&応援隊の皆さんとピクニック!
各自が持ち寄ったご飯を交換しあいながら食べたのですが、あまりに美味しくて、走って消費したカロリー以上に食べてしまいました(笑)
いよいよレース当日★
こうして少しずつ練習を続け、個人での練習量はトータルで397㎞に。あとは本番で走るだけ、というくらい気持ちも作って、いよいよレース当日です。
普段は気軽に入れない基地の中へ荷物チェックや身分証明書チェックを受け、いざ入場。
会場ではステーキやターキー、ハンバーガーの出店もありましたが、走り終わってからのお楽しみにとっておくということで・・・。
いよいよスタート!
本番でおきた奇跡
本番では気分が高揚することと、レースに慣れていないと周りに流されてしまうということで、「いつもよりペースが速くなってしまうだろうから気を付けて」と助言をいただいていたのに・・・その通りになってしまいました。
▲辛くなっている筆者の柗田。
スタートから順調に走っていたのに、18キロ地点から足が急に重くなり、失速・・・。
前に進みたいのに足が上手く動かせない。そんな状況に陥ってしまいました。このままだと制限時間までにゴールできない・・・。
まさにそんな戦いをしていた時。すごいことが起きました。
代々木公園での合同練習の際にかけてもらった「きついけど、腕振っていこう!!」「ここから!ここから!」という黒田次長の声がなんと頭の中でリフレインしたのです。
まるで黒田次長が伴走してくれているかのようで、途端に練習の様子が一気にフラッシュバックしました。これが残りの距離を走る元気をくれたのです。
「よしっ!」と気合いを入れ直し、ここで再スタート。
ハーフマラソンなので、走る距離は約21キロ。残り3キロ、応援の声を思い出しながら進み続け、無事にゴールすることができました!
▲このゲートをくぐった時の喜びは大きかったです。
ゴールまで走り切ることができて、本当によかったです。
そして、この大会で自己ベストタイムを更新。
私だけでなく、参加メンバーのほとんどが記録更新を達成できたのです!
この完走は練習の成果でもあるかと思いますが、辛くなりそうな時に力を分けてくださった沿道での声援・サポートがあったおかげです。
ランナーの皆さん、そして応援にきてくださった皆さん、ありがとうございました!
最後に・・・
簡単とはいかなかった完走までの道のりですが、参加したことによって得られたものは多かったです。
苦手な分野にチャレンジしてみること、目標を達成しようと努力することの大切さを改めて学べました。
そして何より、このイベントに参加し、普段接する機会の無い部署の方々や役員の方とも気軽に話しをすることができました。
業務では関わらない方であって、同じ会社の社員同士、いい刺激を与えられる仲になれたと思います。
▲一緒に走った全研ランナーの皆さん。
必ずやこれからの業務にも良い影響を与えるはずです。
実は3月17日にも、全研にとって恒例イベントとなっている「板橋cityマラソン」という大会へ私もチャレンジし、フルマラソンを完走!ハーフマラソン完走の自信は、確実にフルマラソンへ繋がりました。
まだまだ続く全研社員のチャレンジと自己開拓する姿が伝われば嬉しく思います。