テレワークをポジティブに乗り切る!WEBディレクターたちの「T-チャレンジ」
どうもこんにちは。
全研では通称:キング として名を馳せていますが、家では3歳の息子に家来のように扱われています、バリューイノベーション事業部(以下VI事業部)WEB編集者の笹川です。
今年に入ってから全世界で猛威を振るう新型コロナウィルスの影響を受け、全研本社でもリモートワークが導入されました。
中でもPCに向かって作業することが多い制作部では、約8割以上の社員が在宅勤務を行いました。
今回のブログでは、VI事業部のテレワークに関してお伝えします!
▼「キング」と呼ばれるようになるきっかけはこちら
社員の強みを見える化!「リワードバッチ」とは?
ポジティブなテレワークにチャレンジする「T-Challenge」とは?
ウィルスの感染拡大防止というある意味ネガティブなきっかけから導入されたテレワークですが、転んでもただでは起きないのが全研マン!
この状況を自己成長のチャンスだと捉え、ポジティブに在宅勤務をすすめる取り組みが行われました。
テレワークチャレンジ、
題して【T-Challenge】(Tチャレンジ)。
▲朝礼でのワンシーン。(動画の一部を切り取ったものなので画像が荒くて申し訳ない…。)
話の最後に登壇者(この時は松之木リーダー)が「T」(ポーズ付き)と言ったら、メンバー全員で「チャレーンジ!」と返すのがお決まりの流れです。
在宅勤務においても健康的で、かつ生産性の高い仕事を推進することを目的とし、メンバー全員でT-Challengeに取り組みました!
宇宙飛行士のノウハウが、テレワークに役立った?
全国的にテレワークが導入され始めたのと同じ頃、いくつかのメディアで「究極の引きこもり生活」である宇宙飛行士に、在宅勤務におけるストレスや苦労を乗り切るためのヒントを求めた記事が掲載されました。
それらの情報をまとめると、宇宙飛行士は下記の4点を徹底しているそうです。
偶然なのか、VI事業部の【T-Challenge】でもこちらに似た取り組みが行われていました。
それでは、実際に宇宙飛行士仕込みの在宅勤務乗り越え術になぞらえて、【T-Challenge】で行ったことを紐解いていきましょう!
体を動かす:Zoom越しにオリジナルのラジオ体操
宇宙飛行士が体を動かす理由として、「無重力状態における筋力の低下防止」の他、「気持ちの落ち込みを抑える」ことが挙げられます。
VI事業部の【T-Challenge】では、パソコンやスマホから参加できるWEB会議サービス「Zoom」(以下Zoom)を使い、朝礼時にラジオ体操を行いました。
ちなみに全研本社のラジオ体操は完全オリジナル動画!
なんと事業部の役職者達が出演し、体操をレクチャーするとても豪華なコンテンツです。
▲黒田シニアマネージャー(画面中央)の服装から伝わるガチ感……!
全研本社は社内用コンテンツも全力です。
私たちVI事業部には動画コンテンツの制作を行うセクションがあり、ここ1年で動画クリエイターの人数が増加し、コンテンツの質もぐんぐん成長しています。
このラジオ体操動画も動画チームが撮影から編集まで全て担当してくれました!
制作スピードとクオリティの高さに驚きです。
コミュニケーションを取る:あえてなにもしない「Zoom開放」って?
気軽に隣の人に話しかけられる社内とは違い、対面でのコミュニケーションがとりづらくなってしまうのがテレワークの課題です。
そこでチームごとに、コミュニケーション不足に陥らないための取り組みを決めて実施しました。
私が所属するチームで行ったのは、その名も「Zoom開放」。
会議などの目的を持たず、ただZoomをつなぐことで、座席間でちょっとした会話ができるオフィスの空気感を再現するという試みです。
その他、別のチームではどのような取り組みを行っていたのかを聞いてみました。
高橋リーダー:「相談タイム」を設ける
物理的に話す時間が持てないので、Zoomを使ったミーティングを積極的に取り入れました。
また、通常の朝礼・夕礼に加え、昼礼を導入。タスクの遅れをすぐにキャッチアップできるようにしました。
テレワーク開始直後の「報告・連絡はチャットでできても、口頭での相談がしにくい」という悩みを解決するために、適宜Zoomミーティングを行ったり、いつでも連絡ウェルカムな「相談タイム」を設けたり、コミュニケーションをとるようにしました。
その他、「さぎょいぷ」という特に話しはないけど、Zoomだけ繋いで作業する時間も作りました。テレワーク中は話す機会が減ってどうしても人恋しくなるので、このようなちょっとしたコミュニケーションが良いリフレッシュにもなっていたと思います。
久光リーダー:バーチャル背景はツッコミ待ち
出社時なら、ちょっとした相談を直接話してできたのに、テレワークだと難しい。
これが一番のネックでした。
そこで、もっと気軽に”ザッソウ(雑談・相談)“がやりやすくなるよう、定例でチームの進捗確認を1日3回行い、その他気になることがあった場合はZoomやチャット上のビデオ通話でやり取りをしていました。
また、バーチャル背景をコミュニケーションツールとして積極的に活用していました。
もはや自己表現の域です。雑談のきっかけになりますし、なにより自分の好きなものを背景にしておくとテンションが上がりました。
中でも私のお気に入りのバーチャル背景は、JFA(公益財団法人日本サッカー協会)提供の記者会見画像。
この背景でヘッドセットをつけて会議に参加すると、完全に解説者です。
裏で、「全研のセルジオ越後」と言われていたとかいないとか。(※ミーティング時はよりいっそう解説者感が増しましたw)
目的意識を持つ:チームでTODOを共有
チームによってはこれまでも朝礼で各自のTODOを発表していたかもしれませんが、さらに細かくなりました。
在宅勤務でも仕事のメリハリがつけられるように、その日にやることを30分単位でGoogleスプレッドシートに書き込んで共有していました。
※Googleスプレッドシートは、オンライン上で使えるExcelみたいなアプリケーションです。
スプレッドシートには進捗の評価や気づきが細かく入力できるようになってきているので、そこからまた別のコミュニケーション方法が生まれるなど新しい発見がありました。
ルーティンを決めて実行する:「仕事スイッチ」キミのはどこにあるんだろう?
前述のラジオ体操やスケジュールの入力、というのもある種のルーティンですが、仕事の生産性を維持するためには「家を仕事場にする」スイッチを持つことが重要です。
テレワークにおいては、業務開始と業務終了のチャット報告がルールでした。
本来の目的は打刻の代わりなのですが、仕事とプライベートを切り替えるスイッチとしての役割も果たしてくれました。
ちなみに高橋リーダーは、スイッチを入れるためにちょっとユニークな取り組みを行っていたようです。
高橋リーダー:日々のルーティン化と在宅作業でも「行ってきます」を徹底
高:テレワークで一番気をつけていたのが、「いかに自分を律するか」でした。
やはりリラックスできる自宅という環境は誘惑が多く、集中力が散漫になりがちです。
仕事の生産性を落とさないためにも、日々のルーティンを徹底することを心掛けました。
朝起きたらまず検温し、オフィスカジュアルな服装に着替え、家族に「お仕事行ってきます」と言って仕事部屋に入り、部屋の換気をしっかりする。
これが始業前のルーティン。
一日中家にこもっていると気が滅入るので、お昼は近所のコンビニまで歩いていました。昼が終わったら軽くストレッチしてまた業務に戻るというのが、テレワーク時の主なサイクルでした。
私はだらしない性格なので、リズムが崩れると一気に気が緩んでしまいます。
そうならないようにルーティンを徹底することで集中してタスクに臨めた気がします。
家庭内移動で「行ってきます」の挨拶をする徹底した仕事環境づくり!さすが高橋リーダーです。
一方、私はパソコンまでの通路を狭くして、出勤感を演出していました(決して家が狭いからではありません)。
まとめ:環境が変化しても生産性は落とさない
全研本社全体でテレワークに合わせた取り組みが行われていましたが、さらに各メンバーが「テレワークでも変わらないスピードとクオリティを追求する」という熱意を持つことで、【T-Challenge】を成功させることができました。
在宅勤務でも生産性を保つスキルを手に入れた今、台風や大雪時の戦略的在宅勤務、新宿のオフィスに通えない人材の採用、はたまた海外のビーチリゾートでテレワーク(!?)など、夢と妄想が広がっています…!
以上、VI事業部の笹川がお届けしました。