周りを巻き込んだ成長を考える!! ~新卒入社・3年間の足跡~
こんにちは!
グローバル教育事業部コーポレート課セブオフィス19卒の熊谷春香です。
内定者として初めて全研ブログを執筆してから今回で3回目となります!
今回のブログでは、2019年の入社から2年、本配属でセブオフィスに配属されてから約1年半が経ち、全研マン3年目へと突入した私の現在の業務と仕事を通じて変化した考え、学びを少しでもお伝えできたらと思います。
入社のきっかけから現在に至るまで
まず入社から現在に至るまでを、軽くお話しさせていただきます!
入社のきっかけ
私が全研本社と出会ったきっかけは、大学3年のときに一か八かで送ったフィリピンにある語学学校のインターン応募でした。
面接を経て、特に秀でたところもない私を笑顔で送り出してくださり、英語を使用しなければならない環境下で学校運営・法人訪問の対応等、自分で考えて行動する貴重な機会をくださいました。
▼ インターンの様子はこちらの記事からどうぞ!
恐れず、行動できる環境ってすごい!~内定者が語る全研本社2019~
インターンを通して、全研で“働く人・環境”の印象が私の中に深く残っていました。
そのためか、就活でもやもやしていた際に、参加した全研本社の説明会でお会いした方に強烈な影響を受けて、「やっぱり全研で働きたい」と強く思うようになりました。
全くよどみのない言葉で話していた、そう松島取締役です(笑)
私が仮配属されたのはリンゲージ事業本部ではなく、お客様の課題解決のために様々な視点からWEBマーケティングの提案を行う、バリューイノベーション事業部の営業でした。
営業部では3か月間、1番最初に全研とお客様との出会いの機会を作るために架電業務を行っていました。
内定前の面談で、「きついぞ」と笑顔で松島取締役に言われた仮配属。
その当時、あまり落ち込んだことのない私は大丈夫だろうと高を括っていましたが、いただいたお言葉通り、しっかりと壁にぶちあたりました(笑)
自分が中途半端がゆえの人生初めての挫折と、コツコツと積み上げたものが成す成果の大きさ・達成感を味わった3カ月です。
この期間の経験が今でも私のベースであり、自分自身を奮い立たせてくれる要素になっています。
▼ 壁にぶちあたっていた頃の様子はこちらの記事からどうぞ!
日本でもセブでも。どこにいても、挑戦し続ける全研マンでありたい!~新卒1年目の日常~
本配属を迎え、日本を出てフィリピン・セブのオフィスへ(2019年7月~現在)
3カ月の仮配属期間を経て、私が本配属されたのはフィリピンのセブ島に位置するリンゲージ事業本部グローバル教育事業課のセブオフィスです。
セブオフィスは、全研本社の語学事業であるオンライン英会話”リンゲージスピーク“のサービスを支えている場所。
現在は約170名のオンライン英会話講師スタッフが在籍し、オフィス内でフィリピン人講師が実際にレッスンを行っています。
仮配属とは業務内容がガラリと変わり、またイチから新鮮な環境で本配属が始まりました。
具体的な業務って?
ここで少しリンゲージスピークのサービスを紹介させていただきます!
リンゲージスピークでは、社会人・大学生を皮切りに、法人のお客様、中高生のお客様、学校など教育機関に対するオンライン英会話サービスを提供しています。
更に昨年末には小学生向けのオンライン英会話サービスが新たにリリースされ、さらに様々なニーズに対応することができるようになりました。
社会人・大学生向け(Linguage Speak for Business)
法人向け(Linguage for Corporations)
中高生向け(Linguage Speak for Teens)
学校向け(Linguage Speak for School)※中学・高校・教育機関向け導入支援
集中講座(Linguage Speak for Intensive)
小学生向け(Linguage Speak for Junior)
一日を通して、数多くのレッスンが行われる中、
・ オンラインレッスンの管理
・ サービスに関わるお客様からのお問い合わせ対応
・ 講師の勤怠管理や給与計算
・ オフィス運営を行う上でのルールの提案・最善化
・ システムの改修提案
・ パソコン等使用機材の管理
……等、オフィス運営のほぼすべての業務に関わらせていただいています。
オフィス運営では先入観を持たずに、柔軟で臨機応変な対応が求められ、自分の気づきを発信していくことがとても重要な環境だと感じます。
本配属から変化した自分の立ち位置
今年の7月でセブオフィスに来てから2年が経つことになります。
新卒1年目の残り半年は、多岐に渡る業務をがむしゃらに覚えることに必死で、あっという間にすぎていきました。
本配属から変化したと強く感じるのは、
自分が自ら動くという立場から、自ら動きながら+αで人を動かす、指示出す立場になったことです。
セブオフィスでは、日本人マネージャーをはじめ、現地のフィリピン人マネージャー、スーパーバイザー、トレーナー、講師、経理スタッフがそれぞれ複数のタスクを抱え、オフィスで共に働いています。
自分ひとりだけが働き、すべて自分のペースで業務ができる訳ではありません。
自分が吸収し学んだ知識、行動、発言、全てが人の教えになり、自分の行動が他のスタッフのタスクにダイレクトに影響を与えます。
そのため、今まで気にしていなかったタスクの時間管理と、周りとの関わり方を強く意識するようにしました。
小さなことかもしれませんが、
Ⅰ 緊急のタスク
Ⅱ 今日中に終わらせるタスク
Ⅲ 期限は決まっていないが行いたいタスク
Ⅳ 気付いた事、提案したい事
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの3つを毎日の業務の始まりに、加えて同時刻に働くスタッフのタスクを聞き、日々協力して行わなければいけないタスク、フォローが必要な点等を考え
Ⅳ を加えてパソコンのノートパッド又は自分の手帳に書き、可視化。
全体で進行している業務、自分や他のスタッフの業務を把握したうえで、どう進めていくか、どう行動するかのか。
その行動でどのような影響が出るかを意識的に考えて行動しています。
アナログ人間で字を書くことが好きなので、手帳にバーっと書き出すことが多いです。
▲ 出社してオフィスを開けた後は、まず日本人マネージャーで共有しているファイル、レッスンの予約状況、問合せメール、講師の出勤状況を確認します。
30分ごとのレッスン確認やこまめに確認しなければならない複数の連絡ツール、急に飛び込んでくるタスクがありますが、頭で常に緊急性・重要性を考え、優先順位をつける事が習慣になってきたため、最近はタスクに追われることはなくなりました。
自分の業務との兼ね合い、周りに目を向け落ち着いて指示が出せるようになってきたことを実感しています。
コロナ感染拡大状況下での業務
セブオフィスへの配属からちょうど1年が経ったころ、「他のスタッフの成長を考える」ようになった出来事がありました。
その出来事というのは、新型コロナウイルス感染症の拡大です。
フィリピンでは、政府・自治体よりコミュニティ隔離措置等が実施となり、ジプニー(乗り合いタクシーのようなもの)をはじめ、タクシー、バス等の公共交通機関がすべて停止となりました。
もちろん、私たちの業務にも大きな影響が出ました。
次の写真は、隔離措置実施当時の外の状況を撮影したものです。
▲ スーパーには日用品・食料品を買いだめしようとする人が連日行列を成していました。
厳しい規制の中で徒歩で勤務することができる講師でどのように業務を回していくか、オフィスに自力で来ることができない講師に対して、どのように対応するか、数日毎に変わる情勢と政府からの案内に合わせて、日々対応と調整の日々でした。
マンパワーが小さい中、業務を行っていたある日。
レッスンを私とともに管理しているトレーナーがとあるミスをしました。
私が必要な対応を教え、意識付けをしてあげれていたら防げたミスでした。
・ タスクを行わなければならないタイミング
・ そのタスクが必要な理由
・ ミスが起きてしまったときに共有する必要がある情報
一人ひとりが、「自分が欠けてしまったら、代わりがいない」という状況下になったからこそ、「自分がやればいい」と思っていた些細なこともスタッフの成長のために共有し、諦めずに理解してもらえるまで説明することが重要だと実感した瞬間でした。
日本語で日本人とコミュニケーションをとっても、人によって伝わり方や考え方の食い違いが起きるように、母国語や文化・価値観が違えば重要だと思うか思わないか、受け取り方が異なり、食い違いが起こる頻度は多くなります。
指摘する事を諦めて、単に文化や価値観が違うからと線を引いてしまえば、他のスタッフの成長や可能性を止める事にもなりかねません。
その出来事があってからは、そのスタッフの長所と短所を考え、タスクを頼む、教える、改善点を指摘する際はタスクの目的や期限、その人にタスクをお願いする理由を明確に提示するようにしています。
▲ アプリケーションの仕様や所感を実際にスタッフとビデオ通話を行い、意見交換している場面です。
同じミスが重なった場合は、間違いが起こった原因を共有し、どうすればミスを防げるのかを一緒に考え、新しい改善方法をアドバイスします。
話すときの声のトーン、表情、言いまわしにも気を遣うようになりました。
▲ 考えを共有し、次の自分たちの行動に活かすために話し合います。
関わる人に+αを与えていきたい
全研マン3年目になった今後の私の目標は、「関わる人に+αを与える人になること!」です。
セブオフィスでは新年度から新たに「Customer Success」をスローガンに掲げています。
私達のサービスを通して、お客様、同じ職場で働く講師、同僚の成功体験のために何ができるかを常に考え、積極的に行動していこう!という意味が込められています。
日本ではない国で働いているからこそ、様々な知識や考え、状況に触れ、学ぶ事が多くあります。
その学びを自分だけではなく、自分と関わる人に還元できるような+αの行動をしていきたいです。
自分の知識を増やすために、今年は書籍を5冊読み、インプットしたスキルを業務でアウトプットするのが具体的な目標です!
周りを巻き込んで日々前進していきます!!
以上、19卒の熊谷でした。