オンラインでダイバーシティ採用:インド学生と企業の出会い! ~新卒入社・3年間の足跡~
Hi there! Ciao! Namaskara.
こんにちは!
ダイバーシティ事業部(以下、DS事業部)の高嶋と申します。
久しぶりに、第3弾の全研ブログを執筆させていただくことになりました。
私がどのような人間なのか、どのように全研に辿り着き、現在所属しているDS事業部でどのような業務に携わっているのか気になる方は是非こちらの記事も併せて読んでみてください!
日本とインドを繋ぎ、未来を作る。外国人人材採用に携わる新卒女子
グローバル人材を求めて!何度でも起き上がってハードルを越えていく
さて、このブログを機に入社後の2年間と同時に2021年上半期を振り返り、その中で感じた私と事業部の変化と成長について少しお話しさせていただきます。
DS事業部、初めての挑戦!
2020年度の成長や変化は、間違いなくコロナウィルスの影響を受けてこその物です。
DSが提供しているサービスは、優秀なインド人エンジニアの採用支援です。
インド人・グローバル人材採用を初めて試みるクライアントと共にインドに渡航し、現地で学生と面接。
最終的には、採用いただくというモデルとなっていました。
インドでの採用活動は7月ごろから始まり、繁忙期を迎えます。
しかし、コロナが話題になるにつれ、国境は閉じ、飛行機での移動が難しくなりました。
日本でもインドでも感染が広まると、採用イベント自体の先行きが危うくなりました。
そのような状況でも、優秀なIT人材を求めている日本企業は多く存在し、インドでは優秀な人材があふれていて就職できない事実は変わりません。
この課題を解消し、何とかして採用を継続したいと言う思いで、2020年度は!
なんと!
★オンラインでインドエンジニア採用イベントを実施することになりました!★
イベント開催は私にとっても、事業部にとっても初めての挑戦です。
そのため、開催するまでには数多くの壁にぶつかり、苦戦を強いられることとなりました。
もちろん、今でも苦戦していることはありますが(笑)
苦戦ポイント1:オンラインでインド人と、英語で会話し、当日に採用判断……できるの?
結論から申しますと、できます!(いえ、できました!)
グローバル展開への第一歩を検討している日本の中小企業からすれば、とてつもなく大きなハードルでしょう。
そのため、クライアントの立場に寄り添い、不安を想定して課題を一つひとつ潰していくよう心がけました。
インドの学生たちと気軽にコミュニケーションがとれる座談会の機会を設ける。
イベント実施の流れをスムーズにし、丁寧なガイダンスへの戦略を練る。
クライアントとのコミュニケーションを通して、相手の“第二の人事担当”になれるほど入り込む。
2019年の時とは全く異なるアプローチとなったためか、時には上記のポイントが抑えられていないこともありました。
しかし、正しいステップを踏んでいれば、オンラインで実質1時間程度話すだけでも
・企業にマッチしている学生なのか
・採用するべきなのか
の判断がつくようになりました!
▲ 以前まではこのように学生と直接お話しして、お会いしていました!
苦戦ポイント2:オンラインコミュニケーションの難しさ
感染防止対策として、リモートワークが非常に増えました。
国内チームメンバー同士はもちろんのこと、インドチーム内でも1年以上リモートのみのコミュニケーションが続いています。
もちろん、オンラインで物事を完結させられる利便性は大きいです。
ただ、新しい挑戦に挑む中、お互い忙しくなると周囲に目が向けられず、個人的にもコミュニケーションが雑になってしまったところも何度もありました。
報連相が抜けていたり、状況を全て伝えられておらず部分的な情報しか行き渡っていない。
コミュニケーションの取り方が雑で、相手に優しくないやり取りになってしまった。
自分が取りたいコミュニケーションをとるだけでは、何も進みません。
どのような状況下に置かれてもチームワークを意識し、相手の気持ちや目線で物事を捉え、考慮しなければグループのゴールは達成されません。
また、時には自分が雑なコミュニケーションをとっていることに気付けない場合もありました。
そんな時は、周囲にアンテナを張ることでチームメンバーたちへの感謝の気持ち、相手の気持ちを感じ取り、その結果、自分の生産性にも繋がったと思います。
▲ アビシェックリーダーはじめ、インドチームとも毎日コミュニケーションを取っています!
苦戦ポイント3:「正直どうなるかわからない、不安!」と思っているクライアントの対応
私は雑談が苦手です。
英語だといくらでもできますが、なぜか日本語での雑談ができなくて、採用イベント中でのクライアントとの会話の途中で、シーンと静まり返る場面がいくつかありました。
特にオンラインだとその場の空気が読み取りづらく、お互い状況が見えていないゆえに会話が止まってしまう時もありました。
そういったこともあり、自分1人で日本のクライアントを担当するなんて想像できませんでした。
これまで私は、主にインド側とのやり取りをメインで行うインターナショナルチームの1人として、学生や大学関係者と接する機会は多くありました。
そのため、クライアントとのコミュニケーションをどう乗り越えるかが私にとって大きな壁でもありました。
採用イベントもどんどん回していく必要もありましたし、私も早く次のステージに行かないと事業部に貢献できません。
そこで、イベント前にクライアント情報を徹底的に調べるのはもちろん、参加者について調べてみたり、ニュースや面白い出来事を事前にメモしたり、雑談ポイントを全て準備した状態で挑みました。
この準備の中で、一番助けになったアドバイスは志穂マネージャーからのお言葉でした。
クライアントは私たちが想像している以上に、採用がどうなるか分からないという不安を抱えています。
そのため、我々の役目はクライアントを安心させることはもちろんのこと、どうしたらクライアントにとってのベストを実現できるのかを常に軸として考えること。
何があっても、この言葉を軸として持っておくことで、考えや発言が楽になり、今ではほぼクライアント対応を1人で担当できるようになりました。
▲ 無事内定が出た場合は、記念撮影を取ります!
まとめ
このように、先が見えないことに挑戦したからこそ、自分の成長曲線がぐんと跳ね上がりましたし、オンラインでも泣けるほど感動的な企業と学生の出会いを創出できるようになりました。
これからはさらにチームを牽引し、より多くの学生と企業の感動的な出会いに繋げられるようなチャンスを作り出していけることを目指します。
以上、19卒の高嶋でした!