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何回失敗してもチャンスを与えてくれた~新卒1年目の日常~

この記事を書いた人
S.佐野

初めまして!バリューイノベーション事業部(以下、VI)制作の佐野です。

全研に入社して丸1年!
仮配属から本日に至るまで、複数の部署を経験させていただきました。
今回の記事では、私の入社から現在までのお話をしようと思います!

海外で自由奔放な大学生活

大学はケンタッキー州にある小さな街の私立大学に4年間通っていました。
とても平和な大学で在学中に何度か財布を落としていますが、お金も盗まれず返ってきています。(真似しないでください)

ただし授業で使われる英語のレベルが高く、そのため宿題はどんどん増えていき、ほぼ毎日深夜1時まで勉強漬けの日々でした。
それができたのは大学生の体力って桁違いだったからだな、と今になって思います。

勉学以外では、全世界からの留学生のメンターとして働いていたり、留学生の団体でプレジデントを務めるなど様々な経験をさせていただいておりました。

▼ コロナの影響でガウンが届かなかったため、卒業写真はドレスでそれっぽいことをしました

大学留学に使ったエージェントがまさかの全研!戻ってきました!(笑)

卒業後はアメリカで働く気満々で、職探しをしていた矢先、世界に新型コロナウイルスが広がりました。

正直私は日本の企業を3つしか受けておらず、選択肢がない状態でした。
その中で、留学生に関わるボランティアの経験を活かせるのはこの会社しかないのでは?という気持ちで全研本社の面接に進むことを決めました。

全研の選考で見たのは、働くこと、失敗したこと、成長したこと全てを楽しそうに話す松島取締役の姿でした。

え、この年代の人たちってもっと働くことに疲れてなかったっけ…
と思い、感動したことを覚えています。
(※のちにこの現象を松島マジックと言われていることを知りました)

ちなみに、みなさんご存知の全研本社で求められる勉強度合いですが、大学時代あれだけ勉強していたからできるでしょ!と自信を持っていた私でさえ、本当に、それはもう本当に大変な思いをしました…!

転びまくった営業

入社後の仮配属は、HRビジネスパートナー事業部の営業でした。

最初、受話器を握る手が震えていたことは今でも忘れません。
商品やサービスを自分の中では理解していても、人に伝えることはこんなに難しいんだ…と何度も悩みました。

その時のメンターさんは私がどんな質問をしても真摯に答え、提案時に使えるトークを教えてくださいました。

これまで人生をまさに「棚からぼた餅」で生きてきたので、自分で勝ち取ったんだ!と言える受注はそこまでなかったですが、初受注のうれしさと言ったら…!

そして、他の人の成功を盛大にお祝いしてくださるのも、全研の特徴だと感じます。

▼ 初受注のお祝いをしていただきました♪

入社から約5ヶ月が経つ頃になると、とうとう本配属の発表がありました。

私の本配属先は、VI事業部営業。

VI営業では、まず初めに営業アシスタントチームで2か月間修行します。
この2か月は、営業としての心構え、社会人として頑張ることについて教えていただいた期間になりました。

その中で私は「新人は落ち込み禁止」と言われていたにも関わらず、自分から落ち込みのループにハマる始末。
何度も何度もご心配をおかけしてしまっていましたが、上司はいつも私に寄り添ってくださっていました。

私が特に指導をいただいていたことは、「転ぶことを恐れすぎて、飛び込もうとしない」ということです。
ずばり、私の弱い部分を的確に突いており、良く人を見てくださっているなと感じました。

私たちの上司のすごいところは、何人部下がいても一人ひとりをきちんと見て、向き合ってくださることです。

全力でやったことで失敗しても誰も見放さないよ、ガッカリしないよと声をかけては、いつも勇気をくださいました。

実際に営業を経験したのは1ヶ月のみでしたが、営業チームの上司は一人ひとりの個性を活かそうとしてくださいました。

私は語彙力が豊富な方ではなく、実際に企業担当者とお話しているときもドストレートに色々なことを表現してしまうタイプでしたが、逆にそこを強みにしようと何度も面談をしてくださいました。

制作に移って

VI営業で様々な経験をさせていただいたのち、VI事業部の制作動画チームにジョインさせていただくことになりました。

制作動画チームは主に写真撮影、動画制作をするチームです。
元から絵を描いたりすることが好きだったため、クリエイティブを仕事としてできることは楽しみでもありました。

制作に移ってまず最初にぶつかった壁は「目標を持つこと」。
学生時代は、受験など定期的に目標にできる節目があったと思うのですが、いざ自分で目標を立てるということになると、何をしたらいいか分からない。

とりあえずで目標を立ててみても、会社の方針に沿った目標にしてしまい、本心で本当に自分が心から叶えたい、達成したい目標にはならなかったのです。
心燃える目標を持つってこんなに難しかったのか…と思いました。

そこで、我らが制作のボス:黒田次長にお時間をとっていただき、そもそも自分は何になりたかったの?何をやりたいの?何が欲しいの?と会社の枠を取っ払ったことから考えはじめました。

私は大学の頃からLEXUSが欲しかったので、今は20代でLEXUS納車の夢に向かって目標を立てるという真っ最中です。
(目標は将来のキャリアベースでなくても、物欲ベースでいいんです…!)

二つ目の壁として、「納品物を期日までに仕上げることへの逆算」が挙げられます。
これはタスク管理と時間管理スキルが必要になります。

一番苦労したのは、自分ができる理想と現実のギャップを受け入れることです。
言い換えると自分の能力を正しく知ることにもなります。

「うーん、このくらいで仕上げられるだろう(※根拠のない自信)」と想定した工数と実際にかかった工数の差の大きさに、何度も何度も自信を無くしました。

今は、1日のスケジュールはこれでいきます!とメンターに報告し、能力に対する業務見積もり時間の答え合わせをしていただいています。

動画クリエイター・ディレクターを目指して

具体的な業務として、主にお客様のYouTubeチャンネルの運用を担当しています。

2つのチャンネルの企画づくりから始まり、投稿スケジュールの管理、撮影・編集、サムネイル作成、投稿まで、ほぼ一人で案件を回しております。
(つまり、たった4ヶ月で2つのチャンネルを回せるくらいに成長できる場だということです!)

YouTube市場は、完全な勝ちパターンとしてのノウハウがあるわけではなく、市場の状況も目まぐるしく変化しています。
WEBと同様に、一年前のノウハウがもう古いと言われてしまうのです。

その為、競合チャンネルや別業種のチャンネルから良い例を参考にして、実践に活かしていくということを毎日行っています。
やり方が定まっていない分、様々な挑戦ができます。

自分が企画したものをコンテンツ内容へとすぐに反映できるのがYouTube運用における制作の醍醐味だと思います。
その分、挑戦と共に失敗も隣り合わせです。

日々、自分の失敗に対して、原因と次のアクションを考えて実行する。
その失敗を許容してくれる環境があるからこそ、日々の成長を感じることができています。

また、最近では別のチャレンジとして、お客様のインタビュー写真撮影のために大阪まで出張へ行ったり、撮影現場のディレクターとしてお客様の最前線に立つチャンスをいただきました。

このように初心者から始まったとしても、配属されてまだ少しの期間だったとしても、現場でしかできない経験と成長のために送り出してくれるのが全研の素晴らしいところだなと思います。

今は、上司から多くのアドバイスをいただきながら運用していますが、一日でも早く独り立ちできるように、そして溜めている経験と知識をチームの発展に繋げていけるよう、私らしく頑張ろうと思います。

以上、21卒の佐野でした。

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