失敗から「型」を体得する日々~新卒1年目の日常~
はじめまして。
バリューイノベーション事業部(以下、VI)営業所属、21卒の六戸亜海です。
この度、初めての全研ブログを執筆させていただきます。
今回のブログでは簡単な自己紹介と全研との出会い、そして入社から本日に至るまでを振り返り、一年目の失敗や学びを紹介していきます!
好きなことを好きなだけ!の大学生活
1・2年目はミュージカルサークルでの活動とボストンへの短期留学、3・4年目はポピュラー音楽・ポップカルチャーについて学ぶゼミでの勉強と某遊園地でのアルバイト。
「好きなことを思うままに好きなだけ」
この言葉がぴったりくる大学生活でした!
特に、留学経験や大学での学びは、この先の私のキャリアにも関わる大きな気付きを与えてくれた大切な経験です。
▲ 制作したZINEです♪映画やドラマ、身近な事象を切り口に書いています!
好きな音楽、映画、ミュージカルがそのまま研究対象になるような学部でした。
※ちなみに、ゼミ合宿の代わりにSummer Sonic(※音楽フェス)に参加するような最高のゼミに所属していました!
大学での学びを活かし「いろんな人がもっと生きやすい社会になればいいのにな~」と、思ったことを発信するZINE(※)を友達と作っていました!
社会人になった今も細々と続けています。
(※)ZINE(ジン)とは…自主制作の出版物のこと。好きなテーマで自由に作るのが最大の特徴で、写真や絵、エッセイなど内容も制作者によって様々です。
私が全研に入社した理由
「どんな人にも機会や選択肢ができる限り平等に与えられる」
これは、大学時代のあらゆる経験から得た私が大切にしている考え方の一つであり、実は全研に入社した理由の一つでもあります。
自分に関係あるなし・選ぶ選ばないに関わらず、今の世の中には「もっと選択肢があればいいのになあ」と思うことが沢山あります。
特に女性や、比較的低所得層の家庭に生まれた子どもたち、いわゆる性的マイノリティと言われる人たちなど生まれや属性に関わらず、みんながチャンスを掴めるような社会、少しでも生きやすい社会に近づけるべく、その1ミリでもお手伝いになるような事業にいつか携わりたい。
もしくはそんな事業やプロジェクトを提案できる人にいつかなりたい!とぼんやりと考えています。
そのような中、「全て自分次第だけれど、ここで頑張ったらその夢を叶えられる人に近づけるかも」と思った会社が全研でした。
全研は年齢、キャリア、国籍、ジェンダーなどを問わず「自分が努力し結果を残せば平等にチャンスをいただける会社」だと思っています。
インターンでお世話になっていた頃、「見ず知らずの大学生に、よくこんなことまで任せてくれるな…」と毎回の勤務で驚いていました(笑)
(気になったそこの方!是非インターンにエントリーしてみてください。やってみたいことが沢山ある方は特に楽しめると思いますよ~!)
もちろん、機会が平等である分、必要な努力量や責任の大きさは変わってきますが、視点を変えれば「できることや成長の機会が沢山あって楽しいな」と捉えられます。
「やってみたい」と口にすればチャンスは山ほどあるだろうな。
そう思いながら気付けばインターンのまま選考に進み、入社していました~!
自分が楽しみ、相手を楽しませる!
私はエンターテイナー!
VI営業での私の主な業務は、顧客開拓の糸口となる新規営業です。
電話で関係性を作り、お客様の課題を引き出すことは簡単なことではありません。
それでも「まずは自分が楽しんで架電をすると相手も楽しんで聞いてくれる」ということにだんだん気づき、「架電を楽しむ」ということが私の軸になりました。
お客様の悩みに対して「私たちの商材なら解決できるかもしれない!」と、良いアポが取れたときは特にワクワクします。
架電業務をまず自分が楽しみ、その楽しさをみんなに伝えられるようになることが目標の一つです!
▲ 初受注をしたときの一枚♪写真左の女性が山上リーダーです!
自分が楽しみ、相手を楽しませるエンターテイナーでいる!
大切にしている考え方は、お世話になったメンターの山上リーダーからの教えです!!!
そして何よりVI営業の素敵なところはチーム営業であるということ。
一つの受注に沢山の人が関わっているからこそ、自分の成果だけでなく仲間の活躍で喜べることが仕事の楽しさの一つです。
▲ チームの目標達成したときの記念写真!
架電メンバー、フロント、資料作成のアシスタント、全員で掴んだ「チーム達成」!
とても嬉しい瞬間でした。
あらゆるミスを経験した私が、最近した大きな失敗
そんな風に仕事を楽しめているかと思いきや、その裏では毎日ミスや失敗の連続です。
「自分はこうしたい」が比較的はっきりある私にとって、会社で過ごすにあたって「何でこうしなきゃいけないの?」と思ってしまうことも多々ありました。
「自己中心的だ。自分都合、相手の気持ちを考えなさい。配慮がない」
上長である小坂マネージャーには何度ご指導いただいたかわかりません。
でも小坂マネージャーはどんな時も私が腹落ちをしっかりするまで、本気で向き合ってくださいます。
私以上に私のことを諦めない小坂マネージャーに何度救われたかわかりません。
そのおかげで、まだまだではありますが、仕事は「相手」がいるからこそできるということを知り、「相手視点に立つこと」の大切さを感じられるようになりました。
そろそろ入社して一年になりますが、今でも失敗ばかりの日々を送っています。
そんな私が最近した、大きな学びになった失敗があります。
期日までにやらなくてはならないサドンタスクばかりが重なり、朝からキャパオーバーになってしまった日がありました。
普段なら出来ることも、頭が真っ白になり何から手を付けたらいいか整理もできない。
でも、ただ座っているだけでは目の前のタスクは一つもなくならない。
初めて「逃げ出したい」と思いました。
後日、上長である小坂マネージャーからこんな言葉をかけていただきました。
「どんな失敗をしても尻拭いをするのは上司なんだから、いい意味で上司を使えばいい」
期日までに間に合わないことの焦りや迷惑をかけていることへの申し訳なさからその時は全く冷静になれませんでしたが、
「上司や先輩たちは新卒の私たちがどんなところで失敗をするか、まず自分が経験済みだし、全てお見通しなんだ」ということをこの言葉から感じました。
この経験があってからは、今までよりも安心して挑戦と失敗をできるようになりました。
こんな風に、辛くて辛くて逃げ出したくなる時もあると思います。
「自分だけなんでこんなに」と思う時もあると思います。
みんなが前を向いているように見えて「つらい」と言えない時もあるかもしれません。
もし、今そう思っている人がいたら、
そんな時ほど本当のことを伝えて、周りを頼ってみてほしいです。
どんな時も見放さないで引き上げてくれる上司や先輩、仲間が沢山います。
ここまで人ひとりに向き合ってくれる組織は他にはないのではと思うくらいです。
そして、これから「つらい」「逃げ出したい」と思う人が目の前に現れたら
一人じゃないよ、一緒に頑張ろう!と伝えられる人、
前向きではあるけれど、ときに「辛い」と嘘をつかずに言える環境を作れる人になりたいです。
私は直属の上司である小坂マネージャーにそんな環境を作っていただきました。
私の言葉にならないような感情も、子どもすぎる考え方も全て受け止めて、何度も何度も、本当に何度も、本気でぶつかってくださったおかげで毎日走り続けられています。
▲ 毎日お世話になっている小坂マネージャーの誕生日をチームのみんなとお祝いしました!いつも本当にありがとうございます。
私の仕事の原動力
冒頭で書いたように、私は「いつか何かを提案できる人になりたい」と思っています。
でも、目の前の業務がやりたいことや好きなことにそのまま直結しているかと言われると、正直そうではありません。
これはどこの会社で働いても、同じなんじゃないかなあと思います。
では、「逃げたい」と思うこともあるけれどなぜ頑張れているか。
「なりたい自分になるために、提案力、交渉力、商談力、マネジメント力が必要。それを全て身に付けられるのが営業」
「好きなことだけしたい!」と思っていた大学生の時に松島取締役との面談でいただいた言葉ですが、実はこれが今の私の仕事への原動力かもしれません。
好きなことをしたい。いつかこうなりたい。
そのためにやらなければならないことが山ほどある…!
でもその先は「なりたい自分」だから、どんなこともワクワクして頑張れる。
ワクワクさせてくれる環境の力も大きいです。
例えば、毎日ご指導いただいている小坂マネージャー、
お尻を叩き合いながら切磋琢磨しているチームメンバーのみなさん、
この資料があったからこその受注…!と思わせてくれる凄い資料を作ってくださるアシスタントのみなさん、
「市場を見つけ出して、そこに旗を立てる!」というキャッチフレーズを掲げ、提案を考えることや営業の楽しさを教えてくださる松島次長やVI営業のみなさん…。
候補を挙げ出したらキリがありません。
▲ 新人賞受賞の際にいただいた表彰状です
昨年末の全創会で新人賞をいただきました。
これは、上に書いた周りの皆さまやどんな形であれ私に関わってくださった皆さまがいなければなかった賞です。
そして何より「これからの期待も込めて」の賞だと思うため、この賞に見合い続けられるようにこれからも精進してまいります!
以上、21卒の六戸でした!