制作現場から感じる全研マインド~新卒2年目の日常~
こんにちは。全研本社 バリューイノベーション事業部(以下、VI) ポータルチームの王子です。
全研ブログを書くのは2度目だったと記憶していますが、まだまだ緊張しています笑
自分からはVIのマインドをお伝えできればと!
新規事業チームに参戦!
冒頭で記載したポータルチームですが、実は出来上がったばかりの新規事業のチームです。
▲ ポータルチームに異動したことで、入社後にお世話になった方々と再びお仕事ができるようになりました!
これまでは主にポジショニングメディア(市場ニーズとその企業の強みとをマッチングさせ、競合会社と差別化をするメディア)を制作していました。
現在はポータルメディア(日本の各地域で、特定市場の情報を求めている、ユーザーと企業に向けたメディア)を制作するチームに所属しています。
ポジショニングメディアとポータルメディアは制作フローはほぼ同じではありますが、ポータルメディアには制作チームでサイト運用を行うという大きな違いがあります。
※ポジショニングメディアはCSチームが運用を担当します
またポジショニングメディアとポータルメディアに求められるニーズがそれぞれ異なるため、どんな企業ならポータルメディアに掲載したいと思うか…という戦略を考えられるのも特徴です。
そんなチームの中で、制作以外にも進捗管理のためのツールを開発したりしています。
皆のためを思えば、積極的に挑戦できる。
ポータルチームに限らないことですが、業務に活かせることなら色々と挑戦させてもらえるなあと感じています。
私はExcelやGoogleスプレッドシートの関数に強い人だと、周りの方に思われるようになってきていますが、実はこれも挑戦の結果です。
元々めんどくさがりなことと、手動で対応するとどこかしらで必ずミスを発生するという考えがあり、自動化できる部分は自動化してしまおうという考えを持っていました。
例えばサイトの編集をする時、HTMLタグ(h2、p、divといったもの)を使うのですが、これを毎回手打ちするのがめんどくさいと感じ、関数を使って自動化できるようにしたことがありました。
このノウハウを他のメンバーにも渡したところ、以前より編集スピードが早くなったという声をいただけました!
メンバーからの喜びの声が嬉しくて、ツールの改修を進めている間に関数に強くなったことが、今の自分の源流です(そのツールは複雑かつ属人的すぎてしまったため、もう使われなくなりましたけどね笑)。
以降、「これ、他の方も同じようにめんどくさいって思っているんじゃないか?」と思ったら自動化ツールを作るなどして、上司や周りのメンバーに何度か伝えていたところ、「王子さん、このツールの開発お願いね」と任せてもらえるぐらいにはなりました。
このように、「他の方もきっとそう思っている」をベースに、効率化と情報整理を行うための、ツール開発に挑戦する機会を何度もいただいています。
▲ 作成したツールの例
「誰のために」を突き詰めることの大切さ
VIに在籍する中で感じるのは、「誰のために」を突き詰めるかが重要だということです。
先程のツール開発の話以外にも共通していますが、誰が使うかを明確にすることが大事です。
人にはそれぞれ感じ方の違い、手の動かし方の違い、物の使い方の癖など色々な違いがあります。
でもそのツールを主に使うのは、依頼者です。
つまり依頼者に一番合う形でツールを開発したほうが、より業務の効率化に繋がりやすくなります。
サイト制作も同じで、その情報を最も欲しがっていたユーザーが「この情報欲しかった!」と思って貰えるようなサイトを作ることで、広告としての価値が上がります。
なので、「誰のために」ツールを開発するのか、「誰のために」サイトを制作するのかを一番に考えることが重要です。
他にもこのVIで過ごした2年間では、全ての悩みに対して画一的な手段で解決できるわけがないということを常々感じてきました。
クライアントの中には、「CMの代わりとしてサイトを制作したい」と考える方もいれば、「競合会社に勝ちたい」という方もいます。
その他、「2番目に大きい市場を狙いたい」という方もいれば、戦略的コンテンツマーケティングに人生を賭ける勢いで導入するという方もいます。
制作する側はそんなクライアントの状況を考えて、それぞれ適したサイトを作る必要があります。
そのためにも、クライアントの状況を細かく聞いたり、市場がどういう状態になっているかを細かく調べたり、クライアントとの認識のすり合わせを何度も行います。
こうした過程を経て、「これがクライアントにとって一番いいサイトだ」と自信をもってお送りすることが、自分たちが行う戦略的コンテンツマーケティングの価値なんだと考えています。
だからこそ、クライアントにお喜びいただけることが非常に多く、制作者として「がんばって良かったなぁ」って思えるのです。
こうしたことから、その人、そのクライアントに合わせて何かを作るためには、自らの価値観や常識にあるものだけに囚われてはいけないと学びました。
「Aなら絶対にBとするべきだ」なんてことはない…これがVIで一番学べたことかもしれません。
余談ですが、こういった考えを持てるようになったからか、例えばプライベートでカフェを選ぶ時でも口コミをチェックして自分に合うカフェを選ぶようになりました笑
そんな「誰かのために、適したものを徹底して作る」という熱い考え方を学べるのが、VIだと思います。
終わりに
VIが熱いのは上司も一緒です。
失敗しても、やり直す機会をくれます。
自分だけではどうしようもなくなった場合も、助けてくれます。
自分自身何度も助けてもらってきました。
失敗したからといってただ怒られるのではなく、失敗したら反省して次への改善点を見つけようというマインドを持っています。
▲ ポータルチーム一熱い男!石川マネージャーです!
情に厚いVIだからこそ、様々な人に寄り添ったサイトが作れるのではないかと思いました。
このマインドを決して忘れず、自分ももっとクライアントに喜ばれるサイトを、そしてメンバーに喜んでもらえるツール開発を、引き続き行いたいと思います!
以上、ポータルチームの王子でした。