グローバル社会で必要なスキル!「やさしい日本語」とは?
お久しぶりです!
ダイバーシティ事業部(以下、DS)の高嶋です。
本日はDS事業部メンバーの一員として、より多くの方に知っていただきたいことがあります!
ご存知の通り、DS事業部は海外人材事業を軸としてソリューション提供をする中で、外国籍のエンジニアや学生たち、大学関係者を相手として仕事をする機会が多いです。
※DS事業部の詳しい業務内容についてご興味のある方は下記のリンクからご確認ください!
全研本社公式サイト ダイバーシティ事業部紹介ページを見る
これこそDSで働くうえでの大きな特徴でもあり、楽しい部分でもあります。
ただし、気をつけなければいけないことが1つあります。
それは、コミュニケーションです。
今回のブログでは、日本語を第一言語としない人とのコミュニケーションにおいてぜひ意識していただきたいことをお伝えいたします。
日本語が上手く話せなかった入社当時に感じたこと
外国籍の求職者の中では、第一言語のように日本語を流暢に話せる方もいれば、最近学び始めたばかりの方もいらっしゃいます。
DS事業部内でも、異なるバックグラウンドや多種多様な経験を持つメンバーが揃っており、中には日本語がそれほど得意ではない人もいます。
実は私も、入社当時は日本語の読み書きがあまり得意ではありませんでした。
日本語では思っていることの60%程度しか伝えることができなかったです。
日本人の名前を持っているのに、周りの人と同じレベルでコミュニケーションが取れない悔しさ。
頭の中には意見や考えがあるのに語彙力や語学力が追いつかず、相手に伝えられないことへのフラストレーション。
このような思いをたくさん感じてきました。
↑ 入社間もないアビシェックマネージャー(写真左)と私!当時はまだ日本語が上手ではありませんでした(´;ω;`)
多国籍かつ多様性あふれるチームで同じゴールに向かって仕事をするには、「やさしい日本語」を使うことを意識しなければいけません。
コミュニケーションで苦労した経験のある私から伝えたい、「やさしい日本語」のコツは3つ!
これから外国籍の社員を受け入れ、社内のダイバーシティ化を進めていきたいと考えている方はこの「やさしい日本語」のコツを掴み、使えるようにしていきましょう♪
やさしい日本語とは?
「やさしい日本語」とは、 第一言語が日本語ではない方々にも分かるように配慮した簡単な日本語のことです。
情報引用元:静岡県公式サイト内「やさしい日本語」の作り方-「やさしい日本語の手引き」より
https://www.pref.shizuoka.jp/kurashikankyo/1049844/tabunkachiiki/1002474/1015583.html
やさしい日本語:その1 主語を忘れずに!
社内で話している際に気付くのは、会話の内容に主語がないことです。
そのため、どんな話をしているのか、迷子になってしまいます……。
……あえて上の文章に主語を入れませんでしたがどうでしょうか。
気付いたのは誰でしょう。私?多くの人?外国籍の社員??
主語がないと、わからないですよね。
ちなみに、実際に伝えたかったのは以下の内容です!
私が社内で話している際に気付くのは、会話の内容に主語がないことです。
そのため、どんな話をしているのか、迷子になってしまいます……。
主語があるだけで、文章を理解しやすくなりますよね!
主語がないままに業務指示を受けた際には、 誰が/何を/どこでしなければいけないのかが理解できず、上司によく「誰の話でしょうか?主語は誰ですか?」と恐る恐る確認することが多かったです。
誤解を招かないように、特に依頼や共有事項の時には「誰が、誰に対して何をするべきか」をクリアに伝えることを心がけています。
以下、例文です。
やさしい日本語:その2
伝えたいポイントを話す人として理解し、短く最後まではっきりと話す!
話している相手に関係なく、しっかりと伝えたいことを整理してから 端的かつ結論ファーストで話すのが大事です。
特に日本語が第一言語ではない方には、より丁寧に伝えたいことを簡潔にまとめてあげましょう!
伝えたいことを文章の中に詰めすぎずに、内容ごとに区切るとわかりやすいです。
周りくどい言い方なども避けて、スパッと言い切るのも伝わりやすいです。
やさしい日本語:その3 難しい単語は控えて!
場合にもよるかもしれませんが、 可能な限り簡単な言葉を使うのを意識すると、何倍もわかりやすくなります。
イメージとしては、ただ難しい単語をゆっくり話すのではなく、小学生に対して簡単な言葉を使って話すイメージの方が適切かもしれません。
皆さんも、複雑な英単語をどれだけゆっくり話されても、わからないものはわからないですよね?
それと同じです。
以上、「やさしい日本語」の3つのコツでした!
これから様々な人と働く中で、やさしい日本語を使う場面が出てくるかもしれません。
その時に備えて、「やさしい日本語」をぜひ練習してみてください。
↑ こちらは日本語頑張って勉強している内定者たちの様子です!
以上、ダイバーシティ事業部からお届けいたしました!