VOiCEメンバーが語る、サービスの魅力に迫ってみた
こんにちは!
バリューイノベーション事業部(以下、VI)、ヒューマンキャピタル部門(以下、HC)の楢原です!
今日は、5月から私が加入したVOiCEチームについて紹介します。
VOiCEとは、昨年2022年末にリリースした新しいサービス「現役社員だけに特化をさせた口コミメディア」です。
VOiCEでは、社内アンケートを取って、そのアンケートで得られた社員の声を発信していくだけではなく、アンケートから見えた課題を組織改善にも活かすことができます。
組織改善していく過程もすべて公開することで、社員に本気で向き合う会社を作り・アピールしていこうという新しいサービスです!
今回は新サービスVOiCEを世の中に広め、社員に向き合って「良い会社になろう」という会社を増やしていくため、奮闘するメンバーにVOiCEの魅力を伺いました!
事業立案者に聞いた、VOiCEが出来たきっかけ
まずはVOiCEの立ち上げから事業推進、現在は表に立って営業も行っている福田主任にお話を伺いました。
楢原:福田主任!どうしてVOiCEが出来たのか、その背景を教えてもらえますか?
福田主任:もともと透明性の高い情報を求める方々は、年々増えていると感じていました。
わかりやすい例で言えば、飲食店選びには欠かせない食べログ。
ユーザーが気軽に書き込み、閲覧できるCGM(コンシューマー ジェネレイテッド メディア/※口コミサイト等、一般ユーザーが参加してコンテンツを作っていくメディア)の利用頻度は、飲食業界のみならず、様々な業界で活発化していることは皆さんも実感されているかと思います。
楢原:確かに、何を買うにしても選ぶにしても口コミサイトを見ますね。
福田主任:そうなんです。
こと会社選びに目を向けても、口コミを参考にする方々の割合は圧倒的に増えています。
しかしながら、就職・転職市場に出回る多くの口コミは退職者の声ばかり。
これは仕組みの問題として、書き込まなければ閲覧できないこと、閲覧ニーズは転職意欲の高さに比例することから、比較的辞めた方や辞めようとしている方の書き込みが多くなることは必然と言えます。
もちろん退職者の声も参考にするべきだと私は思っていますが、同じくらい、それだけに意思決定が左右される現状に違和感も抱いています。
楢原:私も、あまり口コミが良くない会社を見て、応募を見送ったことあります(笑)
福田主任:そうそう。
また一方で、会社側の活動に目を向けてみると、悪い部分をひた隠しにするようにオフィシャルサイトや求人広告、SNSを通じてキラキラした情報を発信している企業が圧倒的に多い。
すると、企業発信の情報と退職者視点の情報とで二極化が起こります。
そもそも、物言わぬ退職者が、辞める前に、書き込む前に、面と向かって対話できたら……。
あるいは、辞められる前に、会社側も社員の声に耳を傾け、改善に向かえていたら……。
双方がもっと手前で歩み寄ることができたら、 個人にとっても、会社にとっても、もっと生産的で、持続的で、お互いが発展できる幸せな未来を創ることができるのではないかという思いで、この事業を立ち上げました。
楢原:ありがとうございます。
採用市場を変えていく、さらには企業も求職者のスタンスも変えていこうという事業なのですね。
事業立ち上げ人が考える、VOiCEのビジョンとは?
楢原:そのような熱い想いで立ち上げたVOiCEで、どんな未来を創っていきたいですか?
福田主任:現職社員の声をありのまま発信し、会社の伸びしろにも目を向け、良い会社を目指す会社の背中を見て、 求職者が過不足ない情報の中で会社選びのできる社会を創りたいと思っています。
これは裏を返すと、良い会社を創ろうと努力する会社でなければ選ばれない世の中への変革も意味します。
楢原:確かに、それはハードル高そうですね。
福田主任:そうなんです。
VOiCEに掲載されている会社はこうした考えに深く賛同してくださっている会社です。
掲載にあたり、きっと勇気のいる決断も沢山あったと思います。
だからこそ、VOiCEには、社員の声を大切にしていて、これから入社する社員に対しても誠実な会社しか載っていません。
私自身、家族や友人に心からおすすめできる会社ばかりなんです。
楢原:VOiCEに掲載しているというだけで「この会社は誠実な会社なんだ」と企業のブランディングに繋がったら嬉しいですね。
福田主任:はい。
だからこそ、繰り返しになりますが、こういう会社が選ばれる世の中にしたいと心から思っています。
それが掲載頂いている会社への恩返しにも繋がると確信しています。
VOiCEが浸透することで、企業が変わり、求職者が変わり、結果として社会が変わる世界……、考えるだけで、ワクワクします!
クリエイターが語る、ユーザーにとってのVOiCEの価値とは?
続いては、VOiCEの制作を統括するソンジュリーダーにお話を聞いてみました!
▲ ご友人が描いてくれたという似顔絵での登場です!
楢原:ソンジュリーダー、求職者にとってVOiCEはどのようなメディアになると考えていますか?
ソンジュリーダー:人それぞれの個性があるように各企業にも「らしさ」があります。
VOiCEは、現職社員の口コミと評価から「プラスの面」も「マイナスの面」も洗い出し、企業の「らしさ」を掲載しています。
だからこそ、企業の人事部でも退職者でもなく「現職社員の声」から、 求職者が最も自分「らしく」輝ける職場と出会えることができるメディアになります。
楢原:自分「らしく」輝ける場所の発見ができるメディアって今までなかったかもしれません。
普通の就職活動の中では、現職社員が本当はどんな気持ちで働いているのか分からないので、そこが可視化できるってすごく良いですね!
次に、VOiCEにおける制作のミッションを教えてください!
ソンジュリーダー:ミッションは、クライアントの期待値を超える制作です。
アンケート結果を見て「VOiCEを導入して行ってよかった!」とサービスの価値を感じていただけるような制作していきたいと思います。
今も、社員の声を発信できる場所を持てることに魅力を感じていただいたり、アンケート結果を見て「やってよかった」と仰ってくださるクライアントもいますが、もっとその声を増やしていきたいです。
クライアントと日々全力疾走のカスタマーサクセスが考える、VOiCEが提供できる企業への価値
最後は、VOiCEのカスタマーサクセス(以下、CS)を担当しているあゆみさんにお話を伺いました。
楢原:あゆみさんが考える、VOiCEの企業側へのメリットを教えてください!
あゆみさん:VOiCEを導入いただくことで、社員の声を表に発信し、本質的な会社選びができる場所を提供できます!
現職社員のポジティブな声とネガティブな声、両方を見たうえで求職者が意思決定することで、より会社理解が深まり、結果的に歩留まり向上や活躍人材の採用、定着率アップなどの効果が得られると思っています。
実際にお客様からは、「社風やカルチャーを面接で伝えようと思っても、定量で図れず、裏付けるものもなかったが、それを今VOiCEで伝えられるので助かっている」とお声も頂いています。
楢原:仰るように「会社の良さや人間関係の良さ」など、実際どういう点が良いのだろう?って私も思ったりするので、社員の声で何が良いのか具体的に伝えられるのはとても良いですね。
WEA!?カスタマーサクセスが掲げるミッションとは
楢原:ちなみに、企業様にVOiCEを導入してよかったと思っていただけるように、CS独自のミッションはありますか?
あゆみさん:はい!
松島次長にご協力をいただきながら、CSメンバーで全員が心から納得できるMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を作りました!
もう「何日MTGしたんだろう……」ってくらい大変でMVV疲れになってしまいそうでしたが(笑)
なんとかチーム全員で目指す方向が固められて良かったです!
今後は、もっと各自が行動に落とし込みできるよう運用していきたいと思っています!
MVVはこちらになります!
【ミッション】
関わってくれた会社すべてに
最高のワークエンゲージメントを
【ビジョン】
同志として第一想起されるCS集団
【バリュー】
・一緒に働きたい仲間か
・徹底的に知りにいく
・学ばないではいられない
・動かす共有
・今、〇〇さん、どんな気持ち?
★補足説明★
動かす共有・・・ただ共有するだけ(共有しっぱなし)にするのでなく、相手に影響を与えられるよう行動を起こしてもらえるような共有をCSからしていこう!
今、〇〇さん、どんな気持ち?・・・物事を進めるうえで、社内や自分都合で考えるのではなく、「相手がどういう気持ちなのか?」「どんな状態でいるのか?」を考えよう!
楢原:すごいです!
特に、ビジョンの「同志として第一想起されるCS集団」ってカッコいいですね。
ちなみに、CSの方から「WEA」という言葉をよく聞くのですが、WEAとはどういう意味ですか?
あゆみさん:CSとして設定しているKPIの1つで、WEA= ワークエンゲージメントに繋がるアクションの略です!
もう少し具体的に言えば 、CSの対応によって、相手に行動変容をもたらせた数です!
例えば、VOiCEの活用方法についてお伝えした後、実際に選考メールや面接の場で活用くださったり、現職社員の声をもとに、Wantedlyの改修案をご提案した後実際に反映してもらえた……などがWEAにあたります。
こちらからの価値提供で終わらずに、実際に活かしてくださったかまでを追っています!
楢原:クライアントに感じてもらう価値をただ漫然と追うのではなく、数字で考えるプロ意識……。
さすがです!
今後もCSがどんな伴走をしていくのか楽しみです!
最後に
最後に、私からお伝えさせていただくのが営業視点からVOiCEの価値です。
私は日々いろんな会社の人事の方や、経営者の方とお話をさせていただくのですが、日々感じるのが「もっと自社のことを好きになれるきっかけ」をVOiCEは秘めているということです。
人事の方の中には、求職者に自社の良さを打ちだす際に、「もっと【自社らしさ】や【自社の良さ】を打ちだせないかな」と悩んだり、従業員がどんな気持ちで働いているのか、日々の施策がやってよかったものなのかがわからずにモヤモヤを抱えている方がいらっしゃいます。
また、お話を聞くと、従業員側も何か機会やきっかけがないと自社の良さを認識することがほぼないそうです。
そんな自社の良さ・魅力を改めて理解する機会を、VOiCEは作ることができると思っています。
VOiCEが行っているアンケート【らしさ診断】に回答することで、従業員自身が「仕事のどのようなところに働きがいを感じているのか」「どんな時に自社らしさを体感するのか」を言語化し、その結果として、改めて自分の会社を好きになることができます。
実際にお客様からも、「うちの良さがわかった」と言ってもらえたり、お打合せでも「自社らしさ」を見つけることにワクワクしてもらえています。
私たちも現在の営業活動の中で、提案先の課題解決ができるまでのヒアリングが出来ていなかったリ、VOiCEの魅力を上手く伝えられなかったりと日々奮闘中ですが、お客様にVOiCEへ共感いただけた瞬間は、本当にかけがえのない時間で営業をやっていてよかったと心から思います。
VOiCEチームにはこんなにも誇れる制作やCSがいるので、営業を通じて「もっと自分の会社の【らしさ】」に誇りを持てる会社を増やして、働くことがもっとポジティブな社会を作っていけたらと思います。
今回、事業責任者、制作、CS、皆さんの話を聞いて感じたのは、VOiCEが世の中に広まっていくことで企業、従業員、求職者にとって、ポジティブな影響を与えられるということでした。
企業にとっては、自社らしさを明確にして、よりよい採用活動に繋げられたり、組織も改善できる。
従業員にとっては、自社を好きになるきっかけを持つことができ、
求職者にとっては、より自分にマッチした企業を選べたり、就職・転職活動をポジティブな意思決定にすることができる。
そんな社会に変えていけるサービスの一端を担っていると思うと、とても誇りに感じました。
これからも求職者、企業がよりよい未来を実現するために、VOiCEチームは奮闘して参ります!
以上 HCの楢原でした。