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自分との戦い。葛藤と挑戦の日々 ~新卒2年目の日常~

この記事を書いた人
Z.星

皆さんこんにちは!
2回目のブログを担当させていただきます、ダイバーシティ(DS)事業部の張(チョウ)です。

「新卒1年目」のブログから早くも1年が経ちました。
本当にあっという間だったこの1年間、濃いような薄いような…そんなタイトル通りの私の「新卒2年目」について書かせていただきます。

達成感とは?CSで悩んだ日々

私は入社してから今年の10月までずっとDSのカスタマーサクセス(CS)チームの所属でした。
新卒1年目は何もかもが初めての体験で、業務を理解すること、遂行することで頭がいっぱいだった上に、毎日のようにミスをしていたこともあり、とても濃厚な1年間を過ごしました。

2年目は業務に慣れてきた分、できることも増えて楽しさを少しずつ感じることができた一方で、「達成感」を感じられず、”モチベーションのキープが難しい”という新卒1年目とは違った新たな課題に直面しました。

CS業務の性質上、営業のように明確な数字や目標で分かりやすく「達成感」を感じることが難しいところはありつつも、私自身が「達成感」に向けて定量的な目標を設定できなかったことも反省です。

コンサルチームにいる同期は次々と成果を出している中、自分は成果を上げられないまま、成長がストップしているのではないか、と悩む日々が続き、モヤモヤした感情を解消することもなく、とにかく業務に没頭していました。

失敗を恐れて現状維持

そんな悩みを抱えている中、クライアント対応で立て続けにミスをしてしまい、完全に自信を失くした時期がありました。

1つ目のミスは、受注が流れてしまう程の大きなミスでした。

その前にまず、DSの事業の一つである「Yaaay Freshers」とはどんなサービスか、簡単に説明させていただきます。
我々はインドの優秀な新卒IT人材と、IT人材不足が加速している日本の中小企業を結ぶ機会を創出するため、一社単独の採用イベントを実施しています。コロナ禍ではオンラインで実施していましたが、今では企業様に実際にインドへ渡航いただき、現地の大学で実施しています。

コンサルチームが企業様にご提案をし、受注した企業様を、次はCSがバトンタッチして引継ぎます。
そしてCSの役割は、採用イベント実施前の準備や、イベント後には内定者のVISAの手続き、入社後の定着に向けた対企業の研修など、Zenkenのノウハウを詰めこんでしっかりコンサルして成功に導くことです。

そんな大切な役割を任せていただいているにも関わらず、CSと企業様とのミーティングにおいて、私は失敗してしまったのです…。

ミーティングの中で、イベントに関する説明や企業様からの質問に対して正しく受け答えができなかったために、企業様には不信感を与えてしまったのです。
最終的に、コンサルチームが一生懸命獲得してくださった受注を流してしまい、企業様にとっての新しいご縁のチャンスをも奪ってしまう最悪の結果に至りました。

その後も、他の企業様とコミュニケーションをとる中で伝え方にミスがあったために、企業様にご迷惑をかけてしまう出来事もあり、「もうクライアント対応したくない!」、「クライアント対応が怖い!」という心理から抜け出せませんでした。

クライアント対応は「慣れ」もありますが、どんどんPDCAを回していかないと上達しません。
「今まで窓口としてクライアント対応しかやってこなかったら、一旦休みたい」そんな気持ちになっていた私は、結局は、失敗から得た学びを次の機会に活かして改善していくという意欲が足らず、ただ自分に様々な口実を作り、失敗から逃げていたのです。

ZENKENのクレドの一つである「現状維持は衰退だ」が正に当てはまる状態でした。

心機一転!チーム異動

そんなこんなで現状維持が続いていましたが、このままの自分が許せず、上司の皆さんに相談した結果、長い間お世話になったCSから離れ、PMT(Placement Team)に異動することになりました。

PMTは、主にインド側のイベントに参加する学生や大学の担当者とやり取りをするチームです。
国際色が強く、メンバーはみんな英語がネイティブであることが特徴です。

チーム異動とは言っても、メンバー皆Yaaay Freshersチームとして今まで一緒に仕事してきた仲間です。
ただ、業務内容が変わったことと、私が自信のない英語を業務で使い始めることは、大きな挑戦でした。

提携校の学生とのミーティングでは久々に英語を使い、初めてインドの学生と会話することができてとっても楽しかったです。

また、クライアント様が求める求人要件を細かくヒアリングするための「採用戦略ミーティング」(=キックオフミーティング)にメイン担当として参加することになり、とにかく「初めて」の経験が多いです。
企業様との接点が多いCSとは全く違う視点で業務に携わっていくこともあり、毎日が新鮮です。

もう一度、窓口としてクライアント対応させてもらえることを嬉しく思うと同時に、大袈裟かもしれませんが、これが「最後のチャンス」と私は思うようにして何かしらの成果を出したいと意気込んでいます。

初心忘るべからず

いまわたしは、ZENKENクレドのひとつ「目標は書いて、貼って、実行」の大切さを改めて実感しています。

新卒1年目の研修で定めた目標は「失敗を恐れない」です。
今まで色んなこと(挑戦、不安、失敗)から逃げてきたため、「今度こそは自分を変えたい」という想いからこの目標を設定したのだと今振り返ってみて思い出しました。

失敗を恐れずに挑戦してみる➡︎失敗して落ち込む➡︎失敗した自分を責めては自信を失くす。

そんな負のスパイラルに陥ることが何回もありますが、そんな時は、「挑戦しているからこそ失敗がある」、「失敗から得る学びは宝物」と自分に言い聞かせています。

また自分の経験上、業務に慣れてくると過信して返ってミスが多発するため、新卒1年目の時の教えを思い出し、タスク管理を見直したり、文面の確認を怠らないように気をつけたり、初心に戻って作業をすることでミス防止の対策を行っています。

今までは、自分は全く成長してない(変わっていない)と自分を否定していましたが、他人と比べるのではなく過去の自分と比べた時、スピードは遅いかもしれないけど確実に成長はしていると今は思えます。

ネクストステージ

DSは11月から全体的に新体制に変わり、事業部の全員が一丸となって目標数値に向けて日々奮闘しています。

PMTでは「内定者数」という明確な数字で目標設定ができて、イベント当日に内定者が発表された時に分かりやすく「達成感」を感じることもできます。
また企業と学生のベストマッチを果たすための肝心な役割を担うのもPMTだと思っています。

新体制後、PMTの初期メンバーである、とても心強い存在だった高嶋リーダーが中途採用支援を行うYaaayチームに異動となり、PMTの東京側のメンバーは、佐野さん、ミンソさん(23新卒)、とフレッシュな私(自分で言うのも恥ずかしいですが…)の3人となりました。
今は3人とも窓口としてそれぞれクライアントを受け持ち、採用イベント実施まで一貫して担当しています。

高嶋リーダーがPMTを離れると聞いた時、寂しさと同時に、「この3人で果たして大丈夫なのか」と強い心配がありました。
でも今は、3人それぞれ違った強みを活かしてお互い支え合いながらPMTを引っ張っていける自信があります。

そしてインド側では日本のプロ・アビシェックマネージャーとインドのプロ・柏原リーダー、この最強な二人がPMTを支えてくれています。
距離と時差があるため、スムーズにコミュニケーションがとれないこともありますが、そこは東京側のメンバーでしっかりカバーできるようにチーム内の連携強化を意識する必要があります。

CSで培ってきたスキル(進捗管理、ダブルチェック力など)やナレッジをPMTメンバーにシェアすることが私の最初の任務です。
そして業務の効率化とメンバー全員のスキル・能力の向上のために自分は何ができるのか、何をするべきなのかを今は考えています。

このブログを書きながら今までを振り返ってみると、今は新卒1年目の時とは全く違った心持ちで、もう一歩上の目標を立てている自分の成長をしみじみと感じています。
どんどんネクストステージに上がれるよう、これからも努力を重ねていくと、改めて気合が入りました。

以上、私の「新卒2年目」についてお読みいただきありがとうございました!!

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