新規事業を立ち上げた角倉主任に迫る!キャククル誕生秘話
こんにちは!
メディアクリエイション事業部キャククル課所属の園部です。
今回のブログでは、「新規事業を立ち上げるってどんな感じなの?」と、気になっている方に新規事業のリアルをお伝えします。
今日はZenkenブログで初めて、我々が展開しているサービス「キャククル」をテーマとして書かせていただきます。
Zenkenが力を入れている新規事業の1つであるキャククルの立ち上げ背景を皆さんにご紹介します。
キャククルってどんなメディア?
キャククルとは、Web集客の課題を抱えている中小企業に向けて、現場ですぐに実践できるWebマーケティング手法や、Web集客に成功している企業の事例を発信しているBtoBメディア。
2019年に新規事業として立ち上げ、これまで運用してまいりました。
▲ キャククルのトップページ
キャククルの事業目的は、以下の2点です。
① 集客や経営課題解決のためのお役立ち情報を発信することを通し、Zenkenのサービスの集客をする。
② キャククルへの広告掲載を通し、クライアントの集客に貢献する。
▼ 詳しくはこちらからご覧下さい。
集客・広告戦略メディア「キャククル」
キャククルは最近マーケティングを勉強し始めた方や、
未経験からマーケティング担当に就任した方にとって、
手軽にマーケティングの基礎知識をインプットできる便利なメディアです。
今では月間20万PVを集めることができるメディアまで成長しました!
しかし、悲しいことに「キャククルって何してるの?」という言葉をたまに社内からいただくこともあったため、この記事を通して改めて紹介をさせていただきます!
そこで新規事業としてキャククルをここまで成長させてきた、キャククルの生みの親である角倉主任にインタビューしてみました!
角倉主任にインタビュー!キャククルが新規事業になるまで!
角倉主任はこんな人
好きな食べ物:ラーメン二郎、焼肉、千年屋のトリュフドレッシングをかけたサラダ。
好きな言葉:「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」
頭にずっと残っている日本電産の永守社長の言葉です。
趣味:特にないのが実情ですが、とりあえずギターでお願いします(テレキャス)。
仕事で大切にしていること:常に裏技を探す。
園部: まず初めに、角倉主任についてお伺いします。
角倉主任はどのような経緯でZenkenに入社されたんですか?
角倉:
「マーケティング業界が良いらしい」と耳にし、マーケティングを1つの軸に転職活動する過程でZenkenを知りました。
中途向けの合同説明会で、偶然Zenkenのブースに立ち寄ったのが最初のきっかけですね。
園部: 「マーケティングが良いらしい」というのはどこで得た情報なんですか?
角倉: 以前、浄水器の販売会社に勤めていたのですが、商品自体はとても良かったので、より売れるにはどうしたら良いのかな……と常々思っていました。
そこで、「マーケティングについてより理解を深めれば売り上げも上がるのでは?」
また、「自分自身も力がつくのでどこでも生きていけるようになるのでは?」と思い、マーケティングに興味を持ち始めました。
なので最初は、マーケティングは魔法みたいな感覚で入社してきました笑
もちろん、マーケティングに関してはほぼ知識がない状態での入社でしたね。
園部: マーケティングの知識がほぼない状態で入社されたんですね!意外です。
私がSEOやマーケティングについて質問した際は、いつもわかりやすく教えて下さるので、現在の角倉主任からは全く想像がつかないです。
そこからどのような経緯でキャククルを立ち上げることになったんですか?
角倉: 正直にお話すると、架電業務が嫌だったからです(笑)
最初はマーケティングを知るからには前線を知らねばならないという思いで営業として入社し、毎日150架電したりとか、架電先リスト200個を作っていた時期がありました。
一方で、もっと効率的な方法ないかなとか、朝起きたら勝手にアポ入ってないかなとか考えていましたね(笑)
そこから、「クライアントばかりではなく、自社マーケも推進していきたい」と思うようになりました。
園部: 角倉主任は元々営業職だったんですね。
アポ取得に苦労した経験がある人なら、もっと簡単にアポが取れないかなと一度は思いますよね。
思い立ってから、「キャククル」というメディアになるまでにはどのような過程があったんですか?
角倉: 営業職時代の経験から、自社の集客メディアを立ち上げたいとずっと考えていたので、本村取締役に「インバウンドメディアを立ち上げたい」伝えていました。
ある日、本村取締役から、
「新規事業への参画と、インバウンドメディアの立ち上げのどっちがやりたい?」
と運命的な機会をいただいた際、迷わず「インバウンドメディアの立ち上げをやりたいです!」と返答したことで、本格的にメディアを使った集客の取り組みがスタートしました。
園部: いきなりメディアの立ち上げとなると、何から手を付けたらいいかわからなくなりそうなのですが、メディア構築の知識はあったんですか?
角倉: いや、それまではありませんでした。
営業部内でもサイト改修するプロジェクトが立ち上がってから、サイト運用や改修に携わることが増えたので、その際にメディア改修の方法を覚えました。
営業と並行して、お客様のサイトを改修していたのですが、最初は何も分からなくて大変でした。
「どうしたら成果に繋がるメディアになるのか?」を思考しながら、クライアントの成果のために手を動かしたこの経験がなかったら、何をしたらいいのかわからずに最初から躓いていたと思います。
今思えば、色々と挑戦させてもらえてよかったです。
ちなみに、キャククルのドメインが「kyakukuru」ではなく、「shopowner-support.net」なのは、キャククルの前身である「店舗集客」時代の名残です。
園部: 常々「どうして“shopowner-support.net”なんだろう?」と思ってはいたのですが、前身メディアからの名残だとは知りませんでした!
ちなみに「キャククル」という名前はどうやって決まったんですか?
角倉: 実は思いつきで決まりました(笑)
その当時、一緒に仕事をしていた方と、「横文字にしたらマーケティングっぽい名前になるし、お客さんが来るという意味で“キャククル”がいいんじゃない?」と話していたらあっさり決まりました。
ブランディングの知識も当時は全くなかったため、今振り返るともう少し考えればよかったと感じています。
園部: “お客さんが来るメディア”だから、「キャククル」なのかなと考えていましたが、ネーミングの経緯も想像以上にそのままなんですね(笑)
ちなみにロゴはどうやって考えたんですか?
角倉: ロゴもメディア名と同じくあっさり決まりました。
当時のキャククルの立ち上げを手伝って下さったデザイナーの方が、かなり思考錯誤して考えてくださったロゴをぜひ使いたいと感じてデザインを採用しました。
黄色の部分は人を表しています。
また、集客と言ったら的が思い浮かんだので、ターゲットを取るという意味で、的に人を立たせたロゴになりました。
▲ キャククルのロゴ
園部: 「人」と「的」を表現していたんですね!よく考えられたデザインだと思います。
なお、キャククルを立ち上げるまでには、会社からどのような支援があったんですか?
角倉: そうですね、まず本村取締役には非常にお世話になりました。
先ほどもお伝えした通り、インバウンド営業ができる方法はないかと言い続けていた私に、「じゃあ、新規事業として挑戦してみたら?」とチャンスを下さりました。
「本当に上手くいくのか?」と疑問はあったと思うのですが、応援し続けて下さいました。
キャククルを通して、展開すべき検索キーワードや、コンバージョンの取り方、自社サービスの打ち出し方の相談にも乗ってくださり、非常に助かりました。
キャククルを立ち上げるまで、事業計画を作ったことなどありませんでしたが、社内承認が得られるように事業計画の策定も本村取締役が見て下さって、何とか作り上げることができました。
SEOの知識はあったけれどもメディア全体を作った経験がなかった私ですが、周囲のメンバーが力を貸して助けてくれましたね。
園部: やると決めた時に、全力で支援してくれるのはZenkenらしいですね。
とはいえ、初めてのメディア運営となると大変だったことはたくさんあったのではないでしょうか?
角倉: そうですね。
数えきれないほどあって、選べないですが……(笑)
強いて言うならば、売上がなかなか上がらなかったことは非常に苦しかったです。
半年くらい売上が上がらず、「セッションは確かに伸びているけど本当に売上に繋がるんだろうか」と思われているのではないかと不安になっていて、皆さんの期待に応えられるまでの期間が苦しかったです。
園部: 半年も売上が上がらないと焦りますね。
自分の居場所がなくなるのではないかと思ってしまいそうです。
角倉: プロジェクトが潰れるかもしれないと思いながらやってました。
でも、ある日、注文住宅の集客に悩んでいる代表の方から問い合わせがあり、数百万円の受注に繋がったんです。
その時は、Webから受注が生まれることを証明できて嬉しかったですね。
そこから少しずつ売上が出るようになって、数か月連続で1000万円以上の売上貢献ができたこともありました。
園部: これまでの努力が実を結んだ瞬間ですね!
なお、なかなか成果に繋がらない中でも、角倉主任を突き動かしたものって何だったのでしょうか?
角倉: そうですね……セッションは毎月増えていたし、玉石混交ではあるけど、受注に繋がりそうな問い合わせも発生が発生していました。
成果には繋がっていなくても、手ごたえはずっとあったし、何よりもやり続けないと成果にならないから信じて手を動かし続けました。
園部: 絶対に売上に繋がると信じて行動し続けた角倉主任かっこいいですね!
「これを実現したい!」と強い思いとそれを言葉にすること、諦めずに手を動かし続けることが、事業を作るのだなと角倉主任の話を聞いていて感じました。
最後にですが、今後キャククルをどのようなメディアにしていきたいですか?
角倉: 自社商材に興味がある方を集客し、単独でマネタイズできるメディアにしていきたいと考えています。
一事業として会社になくてはならない事業にしていきたいですね。
あとは、Zenkenからアウトバウンド営業をなくして、営業の負担を軽くするのが夢です。
また、マーケティングで困っている担当者が壁にぶつかったときに、
「キャククルにヒントがあるかも!」
と第一に思い浮かべてもらえるメディアにしたいです。
私のように「インバウンド増やしたいけど、何からすればいいんだ?」と、困っている人の救いになればいいなと思っています。
成果報酬型ビジネスがスタート!キャククルのリード獲得サービス
角倉: また、メディア単独で売上貢献ができるようにという思いもあり、
ちょうど2022年に、キャククルの集客力を活用して、他社様の集客にもお役立ちできるようにしようと始まったのが、
「キャククルリード獲得サービス」です。
▼ サービスサイトへはこちらから
アポ率の高いリード獲得なら!「キャククルリード獲得サービス」
2024年3月時点で、400社様にご導入いただいています。
営業活動をする中で売上に繋がりにくい、アポがなかなか案件化しにくいと、リード獲得について悩んでいる人を助けられるサービスにしたいです。
単にリード獲得するのではなくて、その先の商談や受注に繋がるリードをもっと提供したいですね。
キャククルを見れば、使えば、客が来る。
まだまだ改善の余地しかありませんが、そのような夢のあるメディアにしていきます!
改めて、このチャンスをくださり、そして支えてくださる皆様にお礼を申し上げます。
ちなみにブログを見た人は「キャククル」って必ず検索してくださいね。
SNSでも必ず拡散してくださいね。必ず。
園部: キャククルの誕生秘話が聞けて、サービスに対する愛着がさらに湧きました!
お忙しい中、ありがとうございました!
角倉:
ありがとうございました!
まとめ
社員の声を吸い上げて新規事業を生み出す、挑戦させてくれる文化は、まさにZenkenならではだと角倉主任へのインタビューを通して感じました。
私自身キャククルの新規事業の営業配属になり、毎日挑戦の連続で大変なことも多いですが、こういったチャンスを与えてもらえることに感謝したいなと感じました。
Zenkenには、新規事業を立ち上げるために必要な経験が一通りできる環境が揃っています。
新規事業をやるには、営業したり、商品の設計・ブラッシュアップ、事業計画も立てないといけませんが、必ず支援してくれる人がいます。
失敗を恐れて二の足を踏む人ではなく、
諦めずに挑戦し続ける人に必ずスポットライトが当たるので、
新規事業に挑戦してみたい人はぜひ声を上げてみてください!
以上、キャククルの園部でした!