【密着】日本語課:若手社員の一日
みなさん、こんにちは。
グローバルキャリア事業部 日本語課の石井です。
これまでは日本語課の業務全般についてご紹介してまいりました。
今回は年代的に就活生の皆さんに近い、若手社員の山本さんの一日を追ってみたいと思います!
日本語課の朝は早い!……けれど駅近なのが嬉しい!
皆さんも学生の時は朝が早くて大変、と思ったことはありませんか?
日本語課はリンゲージ日本語学校を運営しているため、他部署より早い8時半始業です。
しかし、職場であるZenkenPlaza2は新宿駅西口より徒歩5分という便利な立地にあります!
非常に駅近なので助かっています。
さて、我らが山本さんは一児の母。
7時の保育園の開門と共にお子さんを預け、自転車をかっ飛ばして駅に戻り電車通勤。
先日初めて「スライドワーク」制度を利用し、出退勤を30分早くしたら帰宅後の家事に余裕が出たそうです。
子供が小さい間は特に、たった30分の違いが大きいですよね。
保育園の送り迎えをご主人とうまく分担して、今後も制度を活用してほしいです。
続々と学生が登校。対応に追われる朝
学校の授業は、9時から12時20分までの午前クラスと13時から16時20分まで午後クラスの二部制です。
8時半を過ぎると学生が登校しはじめるので、その前に学生が使うデバイスの準備(リンゲージ日本語学校ではICT教育を実施)、教室のセッティング、授業担当の日は授業の準備等……と9時までにやらねばならないことが多くあります。
登校時には様子が気になる学生に声をかけたり、相談や質問に答えたり、と9時のチャイムが鳴るまでバタバタです。
授業開始直前に教室に駆け込む学生が多いのはどこでも一緒ですね。
リンゲージ日本語学校は、卒業してすぐに日本で一般的な就労ビザである「技術・人文知識・国際業務の在留資格(技人国ビザ)」を取得できる学士以上が入学要件です。
そのため、学生の年齢層は20代から40代前半まで幅広く、中には山本さんより年上の学生もいますが、そこは教師と学生の関係。
お互いに敬意をもって接しています。
時には年上の学生を?り飛ばす(?)山本さんはかっこいいです!
▲ 学生に交じると馴染みすぎて探すのが難しいです……。山本さんがどこにいるかわかりますでしょうか。
授業になると自然に笑顔が止まらない!パワー溢れるハイテンション!
普段は話し方も振る舞いも非常に落ち着いた様子の山本さん。
しかし、授業になると声のトーンもスピードも2つくらい上がり、ハイトーンボイスが学校中に響き渡ります。
山本さんのテンションに学生も引き込まれ、学生に大人気の先生です。
……でも一体、その声はどこから出てるの??(笑)
▲ 山本さんの特技として、どんなに疲れていても教室に立つと笑顔になるそうです。教師は天職なのでしょうね。
学校のこと以外にもやることはたくさん。特にLMSはお任せあれ!
日本語学校の先生といえば、授業以外にも裏方の仕事が多くあることは皆さん想像に難くないと思います。
私たちは「先生」でもあり「社員」でもあるので、学校の教務的な業務以外にもやらねばならないことが沢山あります。
特に山本さんが中心となって行っているのが、LMS関係です。
皆さん、LMS=Learning Management Systemはご存じでしょうか。
「学習管理システム」と言われますが、E-learningの教材配信だけではなく、学習者の進捗管理や学習者情報管理など、より多様化した内容を含みます。
日本語課ではE-learningコンテンツの開発も行っているので、日本語の専門家としてコンテンツ作成に関わることはもちろん、それをどのLMSに載せると使いやすいか、コストパフォーマンスが良いかなどを調べたりします。
いろいろと試した結果、今年より新しいLMSを契約することでより使いやすいE-learningコースの開発に着手することができました!
もちろんコストも下がったので(これ大事)、今は課員一同、新しいLMSへのE-learningコース移行と新しいコース作成に鋭意取り組んでいます。
▲ LMSを眺めているとコマンドの意味が理解し、自分で修正できるようになるという山本さん特有の謎の能力
今日も一日がんばりました。お迎えにLet’s go!
午後の授業が終了すると、貸し出したデバイスの回収や充電、教室の後片付けや消毒などを済ませます。
17時には図書室も閉室となり、自習していた学生も帰宅するので今日一番静かな時間がやってきます。
会社を出たら次は保育園のお迎え、会社員モードからお母さんモードに切り替えてもうひと頑張りでしょう。
自転車飛ばしすぎないように帰ってください!それではまた明日。
以上、若手社員の一日でした。