神サイト量産!サイトマッパーズとは?
こんにちは。コンテンツマーケティング事業部制作の福田祐太郎です。
今回は制作部で毎日行われている会議・サイトマップチェックMTG(通称:マッパーズ)について、ご紹介いたします。
※以下、マッパーズと呼びます。
そもそも、サイトマップって?
全研でいう「サイトマップ」とは、Webサイト制作を行ううえで、すべての根幹となる超!大事な「サイト設計図」のこと。Webサイト上で見るあの「サイトマップ」とは違います。
建築であれば、これをもとに家を建てるようなもので、骨組みが一本でも間違っていれば、総崩れ。
つまり、サイトの命とも言えるものなのです。
またサイトマップは、お客様にお見せするものであり、ライターへの指示書でもあり、デザイナーへの参考資料でもあり、そしてサイト内部での全体像と戦略の共有資料でもあります。
さまざまな立場の人が見る資料なので、細かい文言にも神経を尖らせる必要があるわけです。
マッパーズは完成するサイトのクオリティを担保する
マッパーズとは、そんな超がつくほど大事な「サイトマップ」を前に、制作部に所属する多くの編集者がこぞって意見を出し合う場のこと。
この会議を開くメリットは次の3つ。
1. 十人十色の意見交換の場となり、自分ひとりの視点や考えだけでは生まれもしない、魅力的なアイディア・戦略が生まれる
2. 弊社の制作部には年代、経歴がさまざまな人が集まっているため、扱う業界ごとによりターゲットユーザーに近しい人、または知見の深い人の意見を聞くことができる
3. 多くの人の目を通すことで、細かい文言に対する指摘や簡単な誤字脱字の指摘など、校正・校閲の機能もあわせ持っている
これらを通して、サイトマップの品質を高めることで、最終的に完成するサイトの品質を高めることにつながるのです。
いろんな人がいるから全研は強い
弊社の制作部には、元新聞記者やアイドル雑誌編集長、塾講師に、バンドマン、フリーター…などなど、実に多様な方々が在籍しています。
▼一緒に働く石川さんは元バンドマン
それぞれのメンバーが、それぞれの知見を活かした意見や指摘を出し合う。
そんな意見や指摘の数々が、サイトの方向性を大きく変えたり、戦略を一から覆したりすることで、サイトを成功へと導く。
これが、“全研でしかできない”、“全研だからできる”サイトマップを作り上げているのです。
誰しも一度は経験する、“マッパーズ恐怖症”
マッパーズでは、一晩考えて作り上げたサイトマップの戦略・企画を根本的に覆され、悔し泣きをする編集者、自分のセンスをいかんなく発揮させたサイトタイトルを全否定され、肩を落とす編集者…など、幾多のドラマを生み出してきました。
ある編集者は言います。
「うちの制作部に入ったら一度はなるよね、マッパーズ恐怖症に。」
ええ、私もなりました。いえ、現在も恐怖症です。
ふだんは優しいアノ先輩も、なぜかマッパーズになると敵に見える…。
「あれ、いじめられてる?…ボク」
そんな気持ちになったことは数え切れません。
だけど、“マッパーズ恐怖症”は成長のきっかけになる
私個人の話になりますが、これまでのマッパーズで数え切れないほど指摘を受けてきました。
ターゲットユーザーとのズレ、戦略の甘さ、コピーライティングのセンスの無さ…云々。
その度に次こそは頑張ろうと思ったり、心が折れかけたり、ちょっとイラっときたり(笑)、この場を通し、私は制作者としてだけでなく、ひとりの人間としても成長させてもらっています。
中でも大きな収穫は、制作N課長に教わった「思考のトレース」。
○○先輩だったらこう指摘してくるだろう、△△先輩だったらこの文言をダメ出ししてくるだろう…と思考を置き換える。
すると、作り手本人の視点では気づかない、細かな言い回しやミスに気付くことができるようになり、次のサイトマップ制作に活かすことができるようになりました。
▼宮内リーダー(顔出しNG)の指摘はいつも的確でとても勉強になります。
【番外】マッパーズに参加するのは制作だけじゃない…?!
実は、マッパーズに参加するのは制作部の編集者だけではありません。このマッパーズ…営業メンバーも参加しています。
ご契約をいただいた背景やお客様の思いなどを、営業担当者の視点から共有してもらうことで、よりお客様にとって満足していただけるサイトに近づけられているんです。
制作内だけでは出ないような意見やアイディアが増え、より議論が活発になっている点でも、営業のマッパーズ参加は不可欠なものとなっています。