新卒1年目の日常vol.10~支えられて芽生えた自信~
こんにちは。 韓国出身の17卒ヤンヒョンソンです。
昨年10月からCMS事業部という部署で業務をしています。
ブログの執筆はこれで2回目。 私の最初の記事を覚えている方なら、部署が変わったことにお気づきかもしれません。気付いてくださった方がいらっしゃれば本当に嬉しいですね。
私の最初のブログをこちら→不採用になったとき、絶対に諦めないと誓った~17卒新入社員が語る全研本社~
CMS事業部での業務
最初のブログ執筆時、私はR&D事業部という部署に在籍していました。
その私が昨年10月にCMS事業部という部署へ異動することに。
異動当時、私はとても自分に自信がない状態でした。 業務的にも個人的にも自分で設定した目標を達成できていなかったため、自分がだめな人間だと思っていたからです。
おまけに異動先のCMS事業部は外国人が一人もいない部署。「日本語の実力不足でコミュニケーションが上手くできなかったらどうしよう」 という心配がありました。
そんな私が5ヵ月経った今、自信を持って肯定的なマインドで働いています。
今回のブログでは、CMS事業部はどんな業務をしていたか、なぜ私がCMS事業部で自信を持つようになったのか、話そうと思います。
韓国では街コンと同じ概念のイベントがないので、異動当初は街コンが誕生した理由や目的などを勉強しました。
最初に勉強したことによって、後々の開発にも繋がっています。 サイトを訪問するユーザーの目的や必要な機能に何があるかなどを把握することができるようになり、これがユーザビリティー(ユーザの動向)の分析に大きく役に立ちました。
私が自信を持てた理由
自信を無くし否定的なマインドだった私が、CMS事業部の中で前向きになれたのには3つの理由があります。
1.新入社員だった私の意見を積極的に聞いてくれた
CMS事業部に異動した日に受けたのは、「ヒョンソンさんがやってみたい分野は何ですか?」という質問。
この質問に、私はフロントエンド(実際にユーザーがサイトに入った時、目に見える外的部分を開発する仕事)に関心を持っているので挑戦してみたいと答えました。
その結果、フロントエンド開発を経験させていただけることになったのです。
ただコードを作成するだけでなく、ユーザビリティー(ユーザ動向)を考えてデザインや機能動作を開発・導入する作業ができる。私にとって、とても大きな経験になりました。
それ以外にも、自分なりに研究してサイトやアプリに追加する機能や、足りない部分に対する意見を話した時は、つねに耳を傾けてくれます。 自分の意見が反映され、実際にサイトやアプリに活かされているところを見ることが、喜びや自信を高めてくれたきっかけです。
2.個人の目標にも全力で協力してくれたメンバーたち
冒頭でも話した通り、CMS事業部は外国人が私しかいないため、円滑なコミュニケーションのためには日本語のスキルアップが必須でした。
日本語の実力をはかる手段に、日本語能力試験(以下JLPT)という試験があります。
日本の方には身近ではないと思いますが、(私は韓国人ですが、韓国語試験にどんなものがあるのか全然分からないです)JLPTは外国人社員にとっての登竜門。N1からN4まで難易度がわかれていて、一番高いレベルがN1。このN1に合格するために、異動してすぐのころは計画を立てている状態でした。
しかし、その時すでに試験まで残り1ヵ月。自信も無かった私は、諦め気味でした。
その時に助けてくれたのが、周りにいたCMS事業部の仲間たち。 毎日仕事が終わった後、会社に残って私の勉強を手伝ってくれたのです。
分からない単語や難しい表現などがある場合は、私の目線に合わせて説明してくれました。
このような仲間の助けを受けながら、私が考えたことは皆の努力が水の泡にならないように頑張らなければならないということ。 この考えに支えられ、立ち止まりそうになった時には原動力にもなってくれました。
1ヵ月間、毎日仲間に助けられ、なんと念願のN1に合格!日本語に少し自信が持てるようになりました。
今回このN1を合格した新卒社員は私を含めて3人おり、社長にお祝いの食事会にお招き頂きました。以前の自分だったら想像もできないことです。
美味しいご飯を食べながら、社長からこれからの全研グループが目指す方向や、グローバル人材に関するお考えなどを直接聞く貴重な経験をすることができました。
支えてくださった皆さんに、感謝しています。
3.部署の役に立つための努力
チームメンバーたちに多くの助けを貰った私ですが、逆に自分が部署の役に立つために何をするべきかについて悩みました。
そんな時聞いたのが、WEDDYのデバッグ作業の話。当時、WEDDYはリリースされる前に様々な改善が必要な状態でした。どんなバグがあるのか、どのような機能が不足しているのかなどを分析する必要があったのです。
「これなら私も助けになれる!」と考え、有名なマッチングアプリ6~7個をダウンロードして、それらの長所と短所を徹底的に分析。この調査をもとにWEDDYのデバッグ業務に着手しました。
バグや不足した部分に関してメンバーたちと共有し、ひとつも欠かさずすべての機能を検査。
例えば、WEDDY会員管理画面で必須の『プロフィールイメージ』をアップロードしていないユーザーがいて、原因が何かについて話題になったことがあります。この問題を解決するために色々な方法を試して、新規会員登録画面で画像を登録せずに、そのままアプリを強制終了する場合に発生する問題だということが分かりました。
これに関してメンバーたちに共有して「さすがヒョンソン」とほめられた記憶があります。
このように全ての機能をデバッグした私は、WEDDYアプリへの理解を深め、自発的に行動できるようになりました。
自分が決心さえして取り組めば、プロフェッショナルになれるのです。全研の中でよく聞く「なんでもできる。なんにでもなれる」がどんな意味か分かったような気がします。
このような3つの理由から、CMS事業部のなかで自信を持って業務を行うことができる社員になりました。
これからの自分
最初に配属されたR&D事業部では業務及びその業務における「プロの仕事」とは何かを体感し、CMS事業部では業務に自信を持つためにどう行動すべきかを学びました。
そして今、私は新しい段階に入る準備をしています。
CMS事業部から再度R&D事業部に異動し、そこで街コンポータルのリニューアル開発を行うことになりました。
今までは経験と学習の段階でしたので、これからは学んだことを活用して自分の役割を完遂できる社員になりたいです。それが達成できるように、全力を尽くしていきます。
ここまで読んでくださって誠にありがとうございます。
以上、17卒、ヤンヒョンソンでした。