自分たちでつくる、家庭も仕事も当たり前に大切にできる会社
こんにちは!人事広報課の仁科です。
突然ですが、女性のみなさま。
「ライフステージの変化で働き方がどう変わるのか」ということを考えたことはありますか?
男性のみなさまは、「出産や子育ては、自分自身の働き方にも直結する」ということは考えたことはありますでしょうか。
全研本社は、産休・育休後の復職率で100%を誇っています。
▲ 全研本社公式採用サイト内Zenkenまるわかりデータガイドより一部抜粋
現在も社内外から「ママにとって働きやすい会社だよね」と言っていただく機会が多くありますが、
どんなに世の中の制度が整っても、ママにはママの尽きない悩みがあるものです。
そんな中、2月某日「ママの働き方」について語るランチ会が開催されました。
参加者は、働くママさん&これからママになりたいと思う方&このテーマに興味がある方。
そして、スペシャルアドバイザー林社長をお迎えして、意見交換をさせていただきました。
今回のブログでは、そんなランチ会でどんなお話が繰り広げられたのかご紹介したいと思います。
自分がママになったとき、働きやすい会社にしたいと思った
今回のランチ会の発起人、バリューイノベーション事業部営業の小坂シニアマネージャーに、今回のランチ会の経緯をうかがいました。
小坂シニアマネージャーは2015年に新卒入社されて以来、将来自分のキャリアを拓かれたものにするために着実に道を歩んでこられました。
そんな小坂シニアマネージャーがいま目指すのは、【ライフステージが変わっても、輝きながら働く女性】のロールモデルになること。
その第一歩として、今回は先輩ママ社員のみなさんや、女性社員のみなさんからリアルな事情や希望をききつつ、今後どのようにアクションしていくか方向性を探りました。
実はよくわかっていなかった…保育園事情
まず、共働きで子育てをしようと思ったら、日中子どもを預ける場所が必要ですよね。
そういった時に選ばれる施設がいわゆる「保育園」な訳ですが、皆さんは「保活」という言葉を知っていますか?
出産前から復職準備をするご家庭も
就職をするための活動・・・就活
結婚をするための活動・・・婚活
妊娠をするための活動・・・妊活
など、世の中には
様々な○活がありますが、預け先の保育園を探すことを保活といいます。
この保活、「そろそろ1年の育休が終わるな~」というタイミングで始めるのは遅いのです!
むしろ、激戦区の市町村では、妊娠中から保活をしなければ、育休終了のタイミングで保育園が決まっていない!!なんてこともあるのだとか。
家庭状況に応じて保育園の選考優先順位が決まる
というのも、保育園は公立小学校や中学校の学区のように
「あなたはここのエリアに住んでいるからここの保育園に枠がありますよ」、というものではなく、
認可保育園の場合は各世帯の家庭状況をポイント化した「点数」に応じて入園のための選考が行なわれるのです。
(認可・無認可・認証保育園の違いについては、今回のブログではご説明を省かせていただきます)
そして、保育料も所得によって異なります。
同じ時間子どもを預けていても、各家庭によって保育料が違うんです。
わたしの姪は0歳から保育園に通っていましたが、保育園事情がこんなに入り組んでいるとは知りませんでした。
(ちなみに、全研本社は「姪の運動会に前乗りするために有給休暇を取らせてほしい」という要望に快くOKをくださる会社です!)
各家庭でよく話し合って選択していく必要があるのですね。
▲ 他にも、様々な話題で盛り上がり、新しい視点の意見がたくさん挙げられました!
自分のために、ワガママになれ!
ランチ会の中で、林社長がおっしゃっていた言葉で印象的だったものがあります。
”お子さんの年齢、自分自身の職種、世帯年収、住んでいる地域によっても事情は変わってくる。
だからこそ、自分が働きやすくなるために、自分のために、ワガママになってほしい。”
いま制度があるかないかは関係ありません。
「制度がないから」と諦めてしまうのは、結果として自分の働きやすさを狭めてしまうことになるのです。
そして、「こうなったらいいな」と願うその未来を叶えてくださるのは社長ではありません。
叶えたい未来があるなら、それを形にしていくのは自分たち自身なのだと感じる時間でした。
いま制度として整っていないということは何かしら障壁になるものがあるはず。
それをクリアにできるような案を、自分たちで模索して提案していくことが求められています。
これは「家庭と仕事の両立」という場面以外にも当てはまります。
業務の中でも、社員ひとりひとりの感性や意見を大切にし、
今の状況を1%でも改善していくために、社員ひとりひとりがアクションをすることを、全研本社は歓迎してくれる会社です。
今回のランチ会で出た沢山の意見やアイデアは、
「こうなったらいいな」で終わらせず、自分たちで形にしていきたいと思います。
以上、人事広報課の仁科でした!