国籍関係なく「誰もが自分らしく輝ける社会」を目指して ~新卒1年目の日常~
みなさま、初めまして!24卒の林と申します。
現在はダイバーシティ事業部(以下、DS事業部)のPMT(Placement Management Team)という
チームに所属し、インドの理系人材と日本企業をつなぐ「橋渡し」の仕事をしています。
この記事では、私が大学時代に抱いた想いからZenkenに出会うまで、
そして今どんなことを目指して働いているのかをお伝えしたいと思います。
人生を懸けて、私が実現したい夢
私は「国籍関係なく、誰もが自分らしく輝ける社会を実現したい!」という夢を抱いています。
その夢との出会いは、大学時代に読んだ1冊の本がきっかけでした。
「日本で働く外国籍人材」の現実

卒業研究のテーマ探しで
なんとなく母校の図書館を歩いていた時に目にした一冊の本。
それが『人身売買と受入大国ニッポン その実態と法的課題』
という2001年に出版された本でした。
(引用元:https://www.akashi.co.jp/book/b64505.html)
その本を読んで知ったのは、
- 日本に受け入れられた外国籍の人々の置かれている状況が、
かつて人身売買の被害にあった人々の境遇と多くの共通点を持っていること。
- 日本の制度を悪用するブローカーや企業が、海外の貧困層を巧みに勧誘し、渡航費用などの名目で多額の借金(いわゆる「前借り金」)を背負わせることがあること。
- そして、このようにして借金を負った上に、
実際に発給されるビザの多くは権利が制限されているため、
当事者たちは非常に弱い立場に置かれやすくなっているということ。
こういった現実があることに、私は大きな衝撃を受けました。
自分にできることは?と自問自答する日々
同時に、こうした背後にある構造的な問題は見過ごされたまま、
外国籍の人々への差別や偏見が残り続けていることに問題意識を感じました。
たとえばニュースで「技能実習生の○○人が窃盗で逮捕されました」と報じられれば
「○○人を入れるから治安が悪くなる」
「○○人なんて来てほしくない」
といった極端な意見があふれる傾向にあります。
ひとりひとりの人間にはさまざまな背景や事情があるのに、
「外国籍だから」というだけで、差別されたり偏見の目を向けられることがある。
――この状況に対して、「何かできることはないだろうか」と考え始めました。
Zenkenとの出会い
そんな折、東京で開催された採用イベントでZenkenと出会います。
ブースでは「海外介護人材事業(SSW事業部)」の構想が語られていました。

介護施設を利用する方々にも
「この人たちにお世話してもらえてよかった」と思ってもらい、
海外から来た人たちにも
「この場所で働けてよかった」と思ってもらえるような未来を実現したい!
これは私が漠然と思い描いていた考え方と、
不思議なくらい合致していたのを今でもよく覚えています。
Zenkenでなら、
日本で働く海外の人に対して、周囲の人々から
「この人たちが来てくれて本当によかった」と思ってもらえる機会が増やせるのではないか。
異なる文化や価値観を持った人々が、互いを尊重し合いながら
共に暮らしていける社会を実現できるのではないか。
そう強く感じ、Zenkenを志望するように。
採用担当者にも「林は本気だ!」と感じてもらえるように選考に挑み、
IT用語テスト選考では100点を獲得。無事に内定を頂くことができました。
Zenkenでのキャリア
インターン ~ 仮配属期間
私は入社前に4か月間、インターン生として過ごし、DS事業部でインドの学生に対して、セミナー開催や模擬面接の実施をするところからキャリアをスタートしました。
入社してからはセールスイノベーションチーム、続いてグローバルニッチトップ事業部で
新規営業を経験させていただき、成果を出すために必要な「ビジネスマンの基礎」を学びました。
短い仮配属期間ではありましたが、
もともと「自分なりに考えた結果、迷走するタイプ」だった私は、
成果を出している先輩を徹底的に観察し真似してみることの大切さや、
正解のない中でも「成果を出すための思考法」を実践で学べたことは大きな財産となりました✨
その後の仕事への取り組み方が大きく変わったと感じています。
なかなか要領よく指導いただいたことを飲み込めなかったり、成果が出せない私に対しても、
諦めずに何度も向き合ってくださったメンターや上司の方々に、心から感謝しています。
本配属
2024年の8月からは、DS事業部のPlacement Management Team(以下、PMT)に本配属となりました。 DS事業部では、Zenkenがインドのバンガロールにある51の大学と提携し、そこに在籍する理系大学生を日本企業の新卒枠で受け入れるためのマッチングサービス「Yaaay Freshers」を運営しています。

優秀なインドのエンジニアが多数在籍する「Yaaay Freshers」
https://zenken-diversity.jp/
PMTの仕事
私たちPMTの役割は「エンジニアを求める日本企業」と「日本で働きたいインドの理系学生」の
両者に寄り添い、橋渡しをすることです。
企業側には、求める人物像や仕事内容を丁寧にヒアリングして求人票を作成し、
また、選考がスムーズに進むように面接の戦略設計も行います。
インドの学生には日本のビジネスマナーや企業文化を伝え、初めての海外就職でも安心して選考に臨めるよう伴走します。
企業にとって「外国籍の新卒採用」は、大きな変化を伴うチャレンジ。
採用担当者の方からは、
「どのように面接すれば、自社にマッチするインドの学生を採用できるのか?」
「本当に自社に合った人材を採用できるのか?」
「受け入れ体制をどのように整えればいいのか?」
—— といった、様々な不安や疑問をいただきます。
だからこそ、
私たちPMTが伝える“一言”が
企業の今後の方針や受け入れ体制を大きく左右します。

信頼されるからこそ、最高のマッチングが生まれる
失敗から学んだ大切なこと
PMTとして、その役割の重さを痛感したのは、
初めて一人でクライアントとのミーティングに臨み、信頼を失ってしまった時のことでした。
「しっかり説明しなきゃ」と焦るあまり、
目の前のお客様の表情を読み取る余裕もなく、一方的に話し続けてしまっていた私。
緊張や自信のなさが、そのまま言葉や態度に滲み出ていたその様子から
「Zenkenに任せて、本当に大丈夫なのだろうか」とクライアントの心を閉ざしてしまうことに…。
その後の綿密なやりとりで少しずつ不安を解消していき、改めてミーティングを設定。
そこに同席してくださった山田マネージャーの姿に、私は圧倒されます。
- ミーティングでの明るい雰囲気づくり
- あなたの不安をしっかり受け止めていると、相手に伝わるコミュニケーション
- 不安に寄り添いながらも、企業側に協力いただくべきところはしっかりと伝える姿
そんな山田マネージャーを前に、
お客様の表情がみるみる明るくなり、採用への意欲も前向きに変化していったのです。
私たちPMTの一挙手一投足が、
企業の「外国籍人材の採用」への意欲すら変えてしまう。
それゆえに「外国籍人材」への期待・イメージまで変えてしまう可能性があること。
——その責任の重さと影響力を、身をもって感じた出来事でした。

(左:高嶋マネージャー 右:山田マネージャー)
さらに、
企業に採用の意欲を持っていただくだけでは、私たちの役割を十分に果たしたとは言えません。
上司の高嶋マネージャーからは「そうした前向きな雰囲気が生まれたからこそ、次のステップとして、企業のニーズや要望を丁寧にヒアリングし、それに基づいて全体の運用方針を調整しながら、注力すべきポイントと、あえて抑えるポイントを見極めるといった戦略的な判断が求められる」ことを教えていただきました。
「信頼される人」を目指して
採用担当者が不安を抱えたままでは、
企業も学生も幸せになれるマッチングができるはずもありません。
情報収集や準備の仕方、コミュニケーションの取り方を見直すべく、
改めて山田マネージャーに教えを乞い、さまざまなことを学ばせていただきました。
- 最初にアジェンダを伝えることの大切さ
これからどんな話をするのかを先に伝えることで、共通認識が生まれる。
最後に質問タイムを設けると伝えておくと、相手も安心して話を聞くことができる。
- 話し方や言葉を客観的に見つめ直す視点
「ポジティブに伝わるか?」「不安を与える表現をしていないか?」を常に意識する。
- “話す練習”が9割
何度も練習することで、話す内容を “essential” に削ぎ落としていく。
そうすることで、説明に追われず、100%で目の前の相手に向き合えるようになる。
最近では「話す内容を “essential” に削ぎ落とす力」を磨くために、新規営業にも挑戦中です!
お電話を通して、さまざまなご担当者さまと会話を重ねる中で、
相手視点を意識しつつ、要点を押さえて話を進める力を日々鍛えています。
先日は、一日に5件のアポイントを取得することもできました✨
この仕事をしていて、うれしい瞬間🎉
一方で、責任が重い分、やりがいも沢山あるのがPMTの仕事です。
インド学生の熱量に刺激がもらえる
インドの学生は日本のテクノロジーやアニメ文化、そして四季の美しさが大好きで、驚くほど熱い想いを持って「日本で働きたい!」と言ってくれる人ばかり。また、勉強熱心で、学生時代から多くのプロジェクトやインターンシップをこなしている姿勢には、私自身も刺激を受けています。
最高のマッチングに貢献できる
理系人材を切実に求める企業も、また真剣に学生とのマッチングを望んでいます。
初めての外国籍人材の採用、手探りな状態が続く中で面接を進め、
お互いがようやくぴったり合う相手を見つけて、「ぜひ一緒に働きたい!」と笑顔がこぼれる瞬間を見ると、「この仕事をやっていて本当によかった」と心から思います。
ずっとサポートしてきた学生が内定獲得
2025年3月には「内定者交流会」を開催しました。そこに集まったのは、一年前に自分が面接対策でずっとサポートしてきたインド学生たち。生き生きとした表情で日本での新しい生活について日本語で語る姿を目の前にして「自分のしてきた仕事は、この人たちのためになっているんだ」という達成感と、架け橋となっている実感が湧きました。

インドと日本とで物理的な距離がある分、どうしても普段はPC上でのやり取りが多くなります。
それでも日々積み重ねてきた仕事が着実に実を結び、インドの学生が日本で輝く礎となっている。
「国籍関係なく、誰もが自分らしく輝ける社会の実現」につながっているんだと実感できました。
今後の目標
振り返ると、業務の基礎を身に付けるだけで精一杯だった入社1年目。
2年目を迎える今は「クライアントからも、チームメンバーからも信頼される人間になる」
という目標を掲げて日々の業務に取り組んでいます。
仕事の進め方、コミュニケーション、人間力、そしてインドに関する知識――
伸ばすべき部分がまだまだ山ほどあります。
インドと日本、異なる文化や価値観を持った人々が、互いを尊重し合いながら共に成長し、
笑顔でつながる未来――その実現に向け、私自身もまだまだ挑戦を続けます🔥
最後に…
この場をお借りして、日々支えてくださっているチームメンバーへの感謝をお伝えしたいです!
みなさん本当に個性豊かで優秀な先輩方ばかりで、私にとって尊敬してやまない方々です。
仕事の進め方やコミュニケーション方法、知識面はもちろん、時には人生の先輩としてアドバイスをいただくことも多く、みなさんに支えられているからこそ、少しずつ成長していることを実感できています。いつも本当にありがとうございます。
自分の夢を追いかけながらも、チームの皆さん、そしてDS事業部やZenken全体への
恩返しをできるように、一日でも早く一人前として胸を張れるよう努力していきます✊
今後も、インドと日本をつなぐ架け橋として、
多くの人が「出会えてよかった」と思える機会を作り続けていきますので、
応援よろしくお願いいたします!

以上、24卒の林でした!