HRBPのChatGPT活用事情!

こんにちは!HRBP事業部(以下HRBP)の佐藤です。
今回はHRBPにおけるChatGPTの活用についてご紹介します!
HRBPの業務では、GPTをどのように活用しているのか、そしてもっと便利に使いこなすためにどんな取り組みをしているのかを、ご紹介できればと思います。
HRBPにおけるChatGPT活用事情
ZenkenがChatGPTを全社員導入して数ヶ月が経ちました。
皆さんの職場では、ChatGPTをどのように活用されていますか?
実は、HRBPでは導入当初、興味のあるメンバーが個人で少し使う程度で、正直に申し上げますと他の部署に比べて活用が進んでいませんでした…(> <)
もちろん、各自でウェビナーや研修に参加したり、AI部門の皆様からいただいた情報を参考にしたりすることで、徐々に活用の幅は広がりました。
ただし、「GPTを使いこなせている」人材が部内に育っておらず、「部署全体としての活用」が進まないという課題を抱えていました。
目指せ!次期「Champion」
そんな状況を変えるきっかけとなったのが、今年1月に開催された「全事業部参加ハッカソン」!
※ハッカソンとは、チームに分かれ、限られた時間でカスタムGPTsを開発するイベントです。
HRBPでは、「今後、GPT活用の推進に貢献したい人」を条件に2名希望参加者を募集しました。
すると、「もっと使いこなしたい!」「次期Championを目指したい!(※Champion=部署内でChatGPTの普及を推進する人)」と、定員を超える応募が……!
「分からない」で終わらせず、「できるようになりたい!」「もっと上のステージを目指したい」という成長に前向きな姿勢が、とてもZenkenらしいと感じました(^^)
いざ、ハッカソン参戦!
話し合いの結果、営業から和田さん、制作から私・佐藤の20卒コンビが参戦することに!
(斎藤部長も部長枠で参加されました!)
まずは、業務の中で困っている点や改善したい点を洗い出し、どんなGPTs(※自分好みにカスタマイズしたChatGPTのこと)を作成するか相談。
今回は、美プロの原稿作成を手助けしてくれるGPTsを開発することになりました。
実際にGPTsを組むのは初めてのメンバーも多かったですが、お助けメンバーの方に質問を重ねながらプロンプトを組み立て、実践的なGPTを作り上げることができました!
(名付けて「美プロエディット」!早速業務で活用されています♪)
また、他チームが作成したGPTを見たり、会話の中で他部署のGPT活用方法を聞いたりする中で、「そんなこともできるんだ!」と次々に新たな発見がありました。
知識が深まり、とても有意義な時間でした。

ハッカソン参加者インタビュー!
今回、ハッカソンに参加した営業の和田さんに、お話を伺いました^^
ハッカソンに参加した理由は?
佐藤: 和田さんは、どうして今回ハッカソンに参加しようと思ったのですか?
和田:自分のスキルを向上させ、それをチームに展開することで生産性や業務効率を向上させたいと思い、参加しました!
時間のかかる業務やな苦手なタスクを克服するために、ChatGPTをもっと活用したいと考えていました。
エンタープライズ版導入後、少しずつ使っていたものの、正直うまく使いこなせている自信がなくて……。ハッカソンに参加することでさらに理解を深め、使いこなせるようになりたい!と決意し、参加しました。
佐藤: 分かります!
私も自分なりに業務に取り入れてみたものの、「思ったような回答が出せない…」ということがよくありました。
そもそも知識が足りないことも自覚していたので、もっと知識を深め、できることを増やしたいと思い参加しました。
ChatGPTをどのように業務で活用していますか?
佐藤: 営業の方は、普段どのようにChatGPTを活用しているのですか?
和田: 主に原稿作成やお客様とのメール、提案準備、情報収集などに活用しています。
美プロでは営業が提案から原稿作成まで一貫して対応するため、お客様からヒアリングした情報をもとに文章を作成することが多いです。
その際にChatGPTを使うと、時間が大幅に短縮でき、自分にはなかった発想が得られるのでとても助かっています。
また、提案準備や情報収集の際には、必要な情報をまとめて提案の流れやヒアリング項目を考えてくれるので、まさに頼れる相棒ですね!
佐藤: なるほど! ChatGPTをフル活用して業務をスムーズに進めているんですね。
特に原稿作成では、的確な表現や新しい発想が求められる場面も多いので、GPTはぴったりのツールですね。
業務の効率化だけでなく、より質の高い提案ができそうです!
和田: 佐藤さんは、制作業務ではどのように活用しているんですか?
佐藤: 私の場合は、主に健康美容EXPOの更新業務で使用しています。
EXPOの更新業務では、情報を決められた形に整えてアップロードする必要がありますが、これまでは毎回手動で対応していました。
しかし、専用のGPTsを開発し、一発でデータを作成できるようにしました!
それにより時間短縮だけでなく、チーム内の誰でも対応できるようになり、属人化も解消できました。
また、コーディング業務や、改修のアイデア出しにも活用しています。
さらに、私はビジネスメールを作成するのが苦手だったのですが、ChatGPTを活用することで、整ったメールが短時間で作れるようになり、業務の時短に繋がっています。
これからのChatGPT活用について
佐藤: 和田さんは、今後GPTをどのように活用していきたいですか?
和田: 各自の“ちょっとした面倒”を減らせる仕組みをどんどん作っていきたいです。
ChatGPTを活用すれば簡単に効率化できることがたくさんあるので、空いた時間で営業活動量を増やしたり、単価アップに繋げたいですね。
例えば、「美プロへの問い合わせに答えてくれるGPTs」があればとても便利だなと考えています。
ちょっとした疑問や、全員が知っておくべき情報がまとまったGPTsがあれば、困ったときに役立ち、共通認識を持つことができるはずです!
新人さんが入ってきたときにも教材として役に立つと思うので、ぜひ作りたいですね!
佐藤: それはぜひ作りましょう!!!
GPTsの開発については、先日部署内で、「こんなGPTsがほしい!アンケート」を行ったところ、リクエストがたくさん届きましたので、役に立つものをどんどん開発していきたいですね。
GPTsの開発ももちろんそうですし、今後もNACtionやウェビナーなどにも積極的に参加して、新しい知識をどんどん得て、HRBP全体の活用率アップに貢献していけたらなーと思います!
まとめ
和田さん、貴重なお話をありがとうございました(^^)
今後もChatGPTをどんどん活用し、より業務の質を向上させ、成果に繋げていきたいと思います♪
これからもHRBPでのChatGPT活用事例をシェアしていきますので、ぜひお楽しみに♪