空気を読めないからこそワクワクを生む!外国人新卒の挑戦~新卒1年目の日常~

こんにちは!
Zenken株式会社24卒のワンです!
就職活動中、私は多くの企業の面接を受けましたが、その多くが「テンプレート面接」と感じられるものでした。
そんな中で出会ったのがZenkenです。
特に印象に残っているのは、松島取締役との面接です。
型にはならない自由な質問が飛び交い、これまで意識していなかった自分自身の価値観や考えに気づくきっかけを与えていただきました。
その自由な雰囲気と、私自身に興味を持ってくれている姿勢に、
「Zenkenなら、自分の好奇心や挑戦したい気持ちを活かせる」
と、確信した私はZenkenでのキャリアをスタートすることを決めました。
新卒1年目の課題:こんな悩み、ありませんか?
1年目は、新しい仕事や環境に慣れるのが大変でした……!
私の場合は、次のような悩みを抱えていました。
「慣れない仕事で失敗ばかり…」
「外国人だから活躍できないだろう…」
「新しいことに挑戦するのが怖い…」
これらの課題に直面すると、仕事が重荷に感じられ、息苦しくなります。
しかし、ある考え方を身につけたことで、これらの壁を乗り越えられるようになりました。
新卒1年目で学んだキャリアの鍵:2つの力
私が見つけたのは、失敗をどう捉えるかを変える「リフレーミング力」、そして、自分の違いを活かす「異文化を活かした提案力」です。
これらの力を磨くことで、仕事の課題を楽しみに変え、モヤモヤした悩みを解消する道筋が見えました。
セクション1:「リフレーミング力」で仕事を楽しむ
エピソード①:架電業務で見つけた楽しさ
仮配属期間中、私が最初に任された仕事は企業への架電でした。
日本語での電話はとても緊張しましたし、「うまく話せなかったらどうしよう」という不安が大きかったです。
普通のスクリプトではうまくいかず、フローチャート形式でトークを準備し、上司に確認してもらいながらロールプレイを繰り返しました。
しかし、商材について質問されると答えられないことがあり、「自分には向いていないのかも……」と落ち込む日々が続きました。
そんなとき、奈都子リーダーから「日本語が完璧でなくても、その明るさと元気さを武器にしてみては?」とアドバイスをいただきました。
その言葉をきっかけに、「短所を心配するより長所を活かそう!」と考えを切り替えました。
それからは商材理解を深めるために、メンバーに積極的に質問をしたり、完璧な日本語を目指すのではなく、商材の魅力を伝えることを重視しました。
結果、お客様にも丁寧に対応していただけるようになり、自分のスタイルを見つけることができました。
架電業務は苦手だと思っていましたが、気づけば楽しさを感じられる仕事に変わっていました。
エピソード②:プレゼン挑戦で得た達成感
12月の新卒企画では、チーム「串団子」の一員として新規事業提案を新卒チームでプレゼンすることに挑みました。
当初、日本語が完璧でない自分がプレゼンするなんて絶対に無理だと感じていましたが、安藤次長と柿沼主任から「ワンさん、プレゼンしてみない?」と声をかけてもらい、思い切って挑戦を決めました。
「本当に私でいいのかな」という不安はありましたが、22卒の先輩たちや松島部長が土日にも関わらず夜遅くまで練習に付き合ってくれたことで、自分を信じて努力することができました。
プレゼン内容のブラッシュアップや発表のタイミングまで細かく指導してもらい、そのサポートに背中を押される形で、挑戦への気持ちがどんどん前向きになりました。
結果は2位でしたが、事業化に向けた一歩を踏み出せたこと、そしてチーム全員との絆が深まったことが何よりの収穫でした。
この経験を通じて、「挑戦する楽しさ」と「支えてくれる仲間のありがたさ」を強く感じました。
これからも、仲間と一緒に支え合いながら、ワクワクする気持ちを大事に挑戦を続けていきたいと思います。

セクション2:「異文化を活かした提案力」で価値を創る
エピソード①:文化の違いを活かした提案
本配属先であるカスタマーサクセスに入ってから、提案のチャンスが一気に増えました!
特に、「日本企業の素晴らしい製品を海外に届ける」という課題に取り組む中で、母国はもちろん、他国の実態を調査して異なる視点で提案をたくさん行いました。
例えば、日本では効果的な施策が、海外では通用しないケースも多くあります。
これはWeb施策でも同じで、Web環境や文化の違いによって、情報の伝え方が変わってくるからです。
例えば、中国市場に進出したい企業が、「HPを作成してBaiduでSEO対策を強化しよう」と考えたとします。
しかし実際には、中国ではコミュニティ型の社会が根付いており、SNSを活用するほうが圧倒的に効果的です。
ここで、どのSNSがどのターゲット層にアプローチしやすいかを理解している私だからこそ、具体的で実行可能な提案ができるのです。
外国人として異なる文化、異なる背景、そして多様な知識を持っているからこそ、新しい視点で物事を考えられる。
このグローバル視点が私の強みだと、改めて感じた経験です。
エピソード②:日報改革で、振り返りを楽しく!
入社後、毎日提出する日報に対して、違和感を感じていました。
テンプレート形式の日報は、ただ上司に報告するための作業のように思え、自分にとっても読む人にとっても価値を感じられなかったのです。
日本人の方と比べたら、私の集団意識が弱く、「みんながこれをやるから自分もそうする!」のではなく、「なぜこれをするのか?」を常に考えています。
そこで、本配属の前の面談に、上司の安藤次長に率直に意見を伝えました。
「テンプレで書きたくないです。自分にとって意味があり、価値を感じられる形で日報を作成したい」という意図を説明し、自分なりのスタイルを提案しました。
そんな提案に、安藤次長は笑って「いいよ」と即答。
それから、私の日報は毎日カラフルなデザインや画像、絵文字を取り入れ、KPTやPDCAだけではなく、AAR(After Action Review)などいろんなフレームワークを活用して、振り返りを楽しめました。
結果として、日報は単なる業務ではなく、自分の成長を振り返る大切なツールになりました。
また、上司からも「ワンさんの日報は読むのが楽しみ!」と言われるようになりました。

最後に
Zenkenは、新卒の個性や考えを大切にし、尊重し、それを伸ばすための環境を全力で作ってくれる会社です。
そのおかげで、「空気を読めない」という自分の不安を、逆に強みとして活かせる場所だと感じています。
これからも、自分らしさを大切にしながら挑戦を楽しみ、成長を続けていきたいです。
Zenkenで一緒に未来を創る新しい仲間に出会える日を心から楽しみにしています!
