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営業ロープレナイトに挑んだ新卒が教えてくれた、人の可能性と成長の本質

この記事を書いた人
Y.松下

こんにちは!
ヒューマンキャピタル事業部(以下HC)、松下です。

今回は、HCに仮配属中の新卒メンバー・原山さんが
「営業ロープレナイト」(以下、ロープレナイト)に挑戦した話をお届けします。
この1週間で見せた彼の成長は、正直言って私の想像を完全に超えていました! 

松下

営業として成長したい全ての方へ届け!
ロープレナイトの魅力🔥🔥🔥

これぞ、最強の営業力UPイベント

ロープレナイトとは?

ロープレナイトとは、
営業ロールプレイNIGHT(ナイト)の略。

Zenkenのトップセールスマンの一人、
松島部長が定期的に主催している
本気で営業力を磨きたいプレイヤーのためのイベントです🔥

毎回、社内外問わず30~40名が参加するほどの人気ぶり!

今回も多くの参加者が集まる、熱い時間となりました🔥

どんなことをするのか

各社の現役営業マンが自社商材を持ち寄り、リアルな提案先を想定して10分間のロープレを実施
そのロープレに対して、参加者がフィードバックをしていきます。

より”本番”に近づけるべく、ワークショップ形式で実施。
各テーブルにお客さん役が1人ずつ、その他の参加者はフィードバック役として着席し、
4テーブルで4回のロープレを行うスタイルです。

本気の営業マン以外、参加お断り

何がすごいのかというと、、、
プレイヤーも、お客様役やフィードバック役として参加する人たち全員が、とにかく本気なのです。

またフィードバック役には、トップセールスマン、経営者など…
普段はお金をもらってコンサルをしているような人たちが、
お金を払ってこのイベントに参加しているという…(笑)

「なんで?」って思いますよね。答えは簡単です。
営業の成長を見るのが、それほど面白いから。
人が本気で成長しようとする姿に、みんな心を動かされるんです。

優劣を競う場ではなく、
目の前の営業マンが、受注できる、成長できることに、ただ本気で向き合う場。
そんな貴重すぎる機会です。

松下

私も過去に何度か参加していますが、
毎回「営業ってこんなに奥が深いのか」「まだまだ自分は甘いな」と思い知らされます。そして同時に「もっと頑張ろう!」という気持ちになる。

それがロープレナイトの魔力です🔮✨

プレイヤー出場権は、たった一人

でも、このロープレナイト、誰でも出場できるわけではありません
今回は、Zenkenからは「たった1名」がプレイヤーとして出場できる会でした。

そこで社内では予選として「PRB(プレゼンロープレバトル)」が開催され、
そこで優勝した人がロープレナイトのプレイヤーとして出場権をGETできることに。

予選で勝てないと出られない、本気の社内バトルです🔥

なぜこんなハードルを設けているのか?
それは、中途半端な気持ちで参加してほしくないから

ロープレナイトで得られるフィードバックは本当に貴重です。
その価値を最大限に活用できる人に参加してもらいたい。
だからこそ、まずは社内で「本気度」を証明してもらう必要があるのです。

松下

当然PRBで勝つためには、営業スキルだけでなく、プレゼン力、
ストーリー構成力、感情を動かす力…あらゆる要素が求められます。

正直めちゃくちゃ高いハードルです。

チャレンジャー登場!

そして今回、ロープレナイトへの出場をかけて
予選PRBに挑むことを決めたのは、、、我らがHC事業部、25卒の原山さん

自ら手を挙げて予選参加を決めた、25卒 原山さん✋

経験ゼロ、駆け出し営業マン

まだ実際の商談にも出ていない、商談のスクリプトも覚えていない。
完全にゼロからのスタートでした。

けれど練習では先輩から「ここの論理が飛躍してる」「相手の反応を全く見れていない」
「お客さんの気持ちになれてない」…など、本番さながらのフィードバックが飛んできます。

やればやるほど自信を失っていくような感覚を味わったり(私も経験したからこそわかります
自分にできていないことばかりが見えてきて、
「本当に営業に向いているのかな?」なんて思う瞬間もあったと思います。

でも、原山さんの目には、諦めない強さがありました。

「この部分、もうちょっと感情を込めて話せない?」
「ここのスライド、もっと分かりやすく説明できるよね?」
「お客さんの立場になったとき、本当にこの提案で心が動く?」

沢山の改善点をもらってもめげず
様々な先輩に教えを乞いながら、毎日練習を積み重ねていきました。

細かい部分まで、何度も何度も見直し。
アドバイスを一つ一つ真摯に受け止めて、改善していく原山さん

――― その姿勢には、周りの先輩たちの心も動かされていました。

予選優勝。ついに手に入れた、プレイヤー出場権!

そして迎えた予選当日。
原山さん含め、各事業部の選抜メンバーがプレゼンを披露した後は
オーディエンス全員の投票により優勝者が決定します。

今回の審査基準は… 「一番感動した人は誰か?」

スキルや完璧さではなく、感動が基準。これはZenkenらしいところです。
どれだけ技術的に優れていても、聞いている人の心を動かせなければ意味がない。
営業の本質は、やっぱり人の心を動かすことだと思います。

そして結果は… 見事一番の投票数を稼ぎ、優勝~~~!!!!!

予選PRBはオンラインでも配信され、総勢100名もの社員が参加しました

原山さんの顔には、達成感と安堵の表情が浮かんでいました。
正直、泣きそうになる私たち。彼の頑張りが実を結んだ瞬間でした。

でも、これはゴールではなく、新たなスタートライン
本当の勝負は、ロープレナイト本番です。

そして、ロープレナイト当日

今回も各社から精鋭たちが参戦…!

私も過去何度かプレイヤー、フィードバック役として参加してきましたが、
今回は久々に見学として参加。久しぶりの熱気のある場に思わず気持ちが高揚します!

会場に入った瞬間から、空気が違いました。真剣な表情の参加者たち、緊張感と期待感が入り混じった雰囲気。「今日は本当にすごい時間になるな」と直感しました

イベントが始まってからは、色々なテーブルを回り、他の参加者のロープレを見学。
どのテーブルも本当にレベルが高く、鋭いフィードバックが飛び交っています。

そして最後に、原山さんがプレゼンしているテーブルへ。

大勢の見学者に囲まれながらも、堂々とプレゼンをしている原山さん

イベント中は「原山さん、大丈夫かな?」という不安がよぎっていた私でしたが、
彼のプレゼンが始まった瞬間、そんな不安は一切消え去りました。
「ああ、この1週間でとんでもない速度で成長したな」と。

そこには、別人のように、落ち着いて相手の反応を見ながら話している原山さんの姿。
頂いたアドバイスを勝手に解釈してしまい、改善まで落とし込むのが苦手だった彼が、
各テーブルでいただいた沢山のアドバイスを活かし、堂々とプレゼンができている

1週間前は、正直想像もできませんでした。
人の成長って、こんなにも劇的なものなんだなと、改めて感動しました。

松下

べた褒めしていますが、
プレゼンの後に私が原山さんに伝えたのは、
「●●の部分で、原山さんは目の前の相手の話を聞けていなかった
相手の意図を本質的に理解できていないなら、絶対に提案するな」
という厳しめのフィードバック(笑)

ここまで成長した原山さんだからこそ、
更なる成長を期待せずにはいられませんでした!

出場したプレイヤーの涙から、原山さんが学んだこと

そして、全4回のプレゼンがすべて終了。

各テーブルで素晴らしいロープレを繰り広げた4名のプレイヤーたちが、
今回のイベントでの学びや感想を発表します。

イベントの感想を発表する、株式会社ACROVEの大塚さん

一人のプレイヤーが、思わずこぼした涙

高揚、歓喜、力不足、悔しさ、、、さまざまな思いを胸に
それぞれが今回の学びを発表していくなかで、
「商談力・人間性・事業とお客様への向き合い方、全てが甘かった」
プレイヤーの一人、大塚さんがなんと涙を流しはじめたのです。

こういったイベントで、普通ここまで本気になれる人がいるでしょうか…!?

単なる「スキルアップ」ではなく、ビジネスの枠を超えて「人として成長したい」とまで思えたのは
大塚さんの謙虚で純粋な成長意欲はもちろん、
お客様役・フィードバック役の方々が、まっすぐに彼の成長に向き合ったからこそだと思います。

※大塚さんは、株式会社ACROVEを代表して今回のイベントに参加✊
CX事業・ECロールアップ事業を通して、ブランド成長を最大化するサービスをプレゼンしました。

原山さんの変化

そして、そんな大塚さんの姿を見て、原山さんの表情が変わりました。
何かに気づいたという顔。

後で聞くと、大塚さんの涙を見て、原山さんはこんなことを考えていたそうです。
「自分は、ロープレナイトのゴール設定が甘かった。」

確かに一生懸命やった。PRBも勝った。ロープレナイトでも頑張った。
でも、この場にいる営業のプロたち、経営者たち。
普段なら絶対に受けられないレベルのフィードバックをもらえる機会。
そんな貴重すぎる時間を、最大限活用できていたのか?

「もしかして、僕はフィードバックをもらうことに満足してしまっていたんじゃないか
本当なら、受注できるレベルまでこの4時間で仕上げるべきだったんじゃないか。」

大塚さんの涙が、原山さんに気づかせてくれたと。

ロープレナイトから私が学んだこと

今回の原山さんの挑戦を通して、私自身も大きな学びがありました。

自分のちっぽけな経験で、人の成長を自分の物差しで勝手に測ってはいけない
人は可能性に満ちている。

そんな大切なことを原山さんが教えてくれました。
正直、出場準備中は「原山さんにはまだ早いのではないか」と思う瞬間がありました。
でも、それは私の勝手な思い込みだったんです。人の可能性を決めつけてはいけない
環境と機会があれば、人はどこまでも成長できる。

人の成長を「この人はここまでが限界」と勝手に決めつけてしまうことで、
実はその人の可能性を奪ってしまっているかもしれない。
と大きく反省しました。

そして改めて思いました。ロープレナイトというイベントが最高すぎる…!!!!

松下

おそらく日本で一番営業について考え、
目の前の営業の成長に向き合っている時間だと思います。
参加者全員が、「この人を成長させたい」という純粋な想いで集まっている。

そんな場所、他になかなかないと思います。本当に最高です🎉

原山さんにインタビュー

そして、白熱のロープレナイト開催から3週間が経過。
原山さんに今の気持ちについて伺いました。

トップセールスになり、新人賞を取ることを宣言した原山さん。
どこまでもまっすぐに成長する期待のルーキー、今後の活躍にぜひご期待ください✨

以上、HC事業部の松下でした。

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