『業界研究』って具体的にどうやるの?営業マンが実践する5つの方法を伝授!
こんにちは、『健康美容EXPO』営業の折間です。
就職活動をされている皆さんは、就活のステップの中で「業界研究をしよう!」と言われませんでしたか?ですが、“研究”って具体的に何をしたらいいのか……??
そもそも就職活動において業界研究が必要なのは、『自身が身を置くかもしれない世界のことをちゃんと知ろう』という理由からなんだと思いますが、就活の面接などで必要になってくるのは『業界の事情を理解している上で、さらに自分の意見を話せる』という力なんじゃないでしょうか。
そしてそれは就活の時だけでなく、社会人になってからもずっと必要なことかもしれません。
私自身、『健康美容EXPO』の営業を担当する上で、特に健康業界・美容業界について、必然的に幅広い知識が必要となります。
お客様の立場に立って考えたとき、ただ自社の商品だけを薦めてくる営業パーソンよりも、お客様の企業が所属する業界についての最新情報に明るく、業界に関する深い知見がある営業マンのほうが、当然提案にも期待できますし、相談したり信頼したりすることもできますよね。営業の私にとっても、お客様とより親密になれる可能性が格段に上がります。
こんな風に、『業界研究』は就活のときだけ必要なことではないんです。
そこで今回は、私が日々業界知識を勉強する上で実践している事について紹介したいと思います。
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大きく分けると5つあります。
方法1: ネット検索、メルマガで情報を得る。
方法2: 新聞から情報を得る。
方法3: 本(週刊誌、書籍)から情報を得る。
方法4: セミナー、勉強会に参加して情報を得る。
方法5: 人から聞いて情報を得る。
1: ネット検索、メルマガで情報を得るべし!
『メルマガやニュースメディアを活用して、寝る前10分の勉強を癖づけよう』
一番手軽に調べられるのが、この方法。気になるキーワードを検索して、過去の記事ニュースや企業サイトのプレスリリースで断片的に情報を集められます。
また、業界関係のメルマガに登録しておき、定期的にくる情報の中から新しい発見がある事もあります。
最近はひとつの業界に特化したニュースメディアもたくさんありますから、そうした情報サイトをいくつかブックマークしておけば、気になる業界の情報を毎日簡単にチェックすることができますよね。
エントリーシートを書いたり説明会に行きながら学校の授業やアルバイトもあり、忙しくてゆっくり業界勉強なんてできない!という方でも、ネットやメルマガを活用すれば、移動時間や寝る前の10分程度で常に最新ニュースを知ることができます。
2: 新聞から情報を得るべし!
『新聞は見出しだけでも全体に目を通そう』
私の場合、健康美容業界のニュースには常にアンテナを張っていますが、新聞の政治経済欄を読むときは、健康美容業界以外のニュースでも、見出しだけは全てざっと目を通し、興味がある記事があれば深く読むようにしています。業界の市場規模や株価など、業界全体を俯瞰的に見る時に参考になるんですよ。
健康美容業界の専門誌の場合は、健康美容関連のニュースに特化しているので詳細まで情報を得ることができますが、実はそれらは広告である場合が多いので、営業に行く際の話のネタとしても使えます。訪問先の担当者も同じ専門誌を読んでいる事もあり、そこで話が合う事もあります。
では就活生はどの新聞をチェックすればいいか?と考えると、やはり最低でも日経新聞は読んでおいたほうがいいかもしれませんね。
3: 本(週刊誌、書籍)から情報を得るべし!
『ワクワクしながら勉強できるビジネス雑誌や業界地図はマスト!』
ダイヤモンド、東洋経済などの週刊誌からは、毎週テーマに沿ったビジネス情報を出していますから、定期購読すれば様々な業界の知識や動向、関係者の意見を知ることが出来ます。読み応えがあり、ついつい夢中で読んでしまうこと間違いなし!
東洋経済新報社の『会社四季報 業界地図』や日本経済新聞社の『日経業界地図』などは業界研究の定番中の定番ですが、やっぱりとても便利ですよね。業界別に、相関図やイラストなどを用いて分かり易く各企業の立ち位置、資本関係などが見て取れます。また、国内市場と海外市場の市場規模の比較も出来ますし、国内売上ランキング・世界売上ランキングなども、眺めているだけでも楽しめます。
4: セミナー、勉強会に参加して情報を得るべし!
『業界のキーマンの話を直接聞ける機会を逃す手はない!』
私がよく行くのは、健康美容業界向けの展示会の中で開催されているセミナー(有料のものがほとんどですが……)。基本的には主催の会社の製品・サービスの話をされるので、情報に偏りがある場合が多いのですが、そこで業界地図やニュースなどで事前に情報収集がしてあると、全体像が見え、俯瞰的に自分なりの解釈が出来ると思います。
毎日色々な場所で様々なテーマのセミナーが開催されています。無料のものや学生さんでも参加できるものもたくさん開かれていますから、気になるセミナーにはどんどん参加してみるといいと思います。業界のキーマンの話が生で聞けることはもちろん、講演者に直接質問できたり、思わぬ交流が生まれることもセミナー参加のメリットです。
5: 人から聞いて情報を得るべし!
『業界の先輩に聞くのが早い。でも一番早いのは、インターンシップ!』
私はお客様と打合せする際、他愛のない話から業界の注目すべき動向や最新情報をお聞きすることがあります。その時に、ただ話を聞くだけでなく、前段で述べた中で得た業界知識から自分なりの解釈でその企業が所属する業界について、また異業種の業界についての話をすることで、お客様との会話はとても盛り上がります。そこから信頼を頂いたり、別の相談を頂いたりとビジネスにも繋がる事もあります。
就活生の皆さんも、学校やアルバイトなどの先輩で自分が気になる業界に就職した人がいれば、アポイントをとって話を聞かせてもらうといいですよ。テレビや本には載っていないような業界の裏話を聞けたり、その業界で働く魅力を教えてもらうことも出来るかもしれません。また、その際に自分なりの考えをぶつけてみるのもいいと思います。
話を聞ける先輩がいなくても、インターンなどを利用して、直接気になる業界に飛び込んでみるのもアリです。自分自身が体感することは何よりの業界・企業研究になるはずですから。
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以上が私が日々、業界研究として実践している5つの方法です。参考になりましたでしょうか?
色々と紹介しましたが、あまり堅苦しく考えず、まずは自分の興味がある仕事や会社が所属する業界知識から調べてみて、さらにそこに関連する業界や企業へ少しずつ裾野を広げていくといいですよ。
調べるうちに今まで知らなかった景色が見えてくるので、業界研究は面白い♪ぜひ、楽しみながら調べていってくださいね!
『健康美容EXPO』営業の折間でした。
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