新卒2年目が考える『働く』とは~新卒2年目の日常~
このブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
ヒューマンキャピタル事業部(以下:HC)の岩澤です。
前回のブログ執筆時はダイバーシティ事業部(以下:DS)所属でしたが、現在はHCのカスタマーサクセス(以下:CS)の業務に従事しています。
前回のブログはこちらからどうぞ!
はじめまして、大人になりたい岩澤です。~新卒一年目の日常~
今回のブログでは、異動先の仕事内容と仕事に対する意識の変化について、お話させていただきます。
新規立ち上げ部署、HC事業部への異動!
2023年の5月に、DSからHCへの異動が決まりました。
異動が決まった際は、DSのクライアント、そしてチームメンバーと共に仕事ができなくなってしまうことが寂しくて、毎日泣いていました。(笑)
今でも道を歩く人を見ては、「○○さん、元気かな~」とDSでお世話になった方々の顔がふと頭をよぎったりします。(笑)
そんな私ではありますが、現在もDS在籍時と同じく、「採用」に関わる部署に携わらせていただいています。
その名も、ヒューマンキャピタル事業部!
改めて「ヒューマンキャピタル」の意味を調べたところ、
「ヒューマン・キャピタル(英: human capital)は、
人間が持つ能力(知識や技能)を資本として捉えた経済学(特に教育経済学)の概念」
……とのことでした。
参照サイト:weblio辞書(https://x.gd/o6zdh)
この解説だけだと少し理解しにくいのですが、つまり、
「働くなら、できるだけワクワク&自律して働こう」
という意味だ、と私は解釈しています。
HCは立ち上げたばかりの新規事業部であるため、私たち事業部メンバーとしてもそれぞれ個人が自律しながら、「どうすればワークエンゲージメント高く働けるか」を実験しています。
HCでは、主に2つのプロダクトを運営しています。
VOiCE
福田主任が2022年に立ち上げた「現職社員の声で会社選び『VOiCE』」。
福田主任は時代の先頭に立って、毎日旗をいろいろなところで立てているように見えます。
こんなかっこいい背中をみながら働ける時間は、自分の財産であり誇りです。
詳しくは、以前楢原さんがインタビュー形式での記事を書いてくださっているので、是非ご覧ください!
VOiCEメンバーが語る、サービスの魅力に迫ってみた
職ブラ
君崎主任率いる「職業ブランディングメディア」。
略して、職ブラです。
世の中に存在する職業一つひとつに対して丁寧に、そして徹底的にスポットライトを当てて、そこで働く魅力を啓蒙。
その職種に魅了された方をスポンサー企業様の採用に結び付ける、といった新しい切り口での採用戦略を展開しています。
職ブラをさらに広めていくため、メディアも立ち上げました!
ぴたキャリア
このように、総括するとHCは、「“マジに(本気に)”働こう」を体現する部署です。
叶えたいことがある人、HCで成し遂げたいことがある人が多く在籍し、各々が「働く」ことを通し、自身と社会を豊かにするのを尊重している部署なのです!
「働くとは?」を考える
毎日の仕事の中で、色々な視点から「働く」ことについて考えさせられることが非常に多いです。
働く=苦行?
働く=誰かに何かを与えること?
働く=自分がやりたいことを極めること?
働く=世界をもっとおもしろがること?
人によってそれぞれ理由があるので、「働く」の解釈はきっと何だって良いのでしょう。
私の場合、「働く」とは「この世界に何を残したいか」なのではないか、と考えています。
(明日言ってることが変わっていたら申し訳ございません!)
私は、世界に優しさを残したいと考えています。
この一文を見たそこのあなた!
「優しさってなんだよ」と手厳しい目では見ないでほしいです。
私は高校や大学で読んだ本から、自分の認知の外に世界が広がっていることを知りました。
そして、留学や旅の中で、世界中には優しい人が数多くいることを知りました。
また同時に、自分がいかに無知であるかも知ることができました。
知識や人との出会いから、たくさんの優しさや豊かさを感じさせてもらいました。
次は私も、何かしらの形で優しさを残したい。
そう強く思っています。
しかし、そのためには力が全然足りません。
だからこそ、力を蓄えるためにHCで働かせていただいています。
もちろん、優しさだけでは社会人として生きてはいけないことも感じています!
そのため、社会人として歩み続けるための「何か」を手にしたいです。
言ったことを達成する力?
自分の機嫌を自分で取る力?
計画力?
全体思考力?
私には足りないものが数多くあります。
今、毎日を必死になって頑張っているのは、目の前の人(クライアント)が明日に向けて1ミリでも上を向けるように、力になりたいと思っているからです。
就活真っ只中の私は、採用担当者の事を
「表情、言葉、行動、細かな動き全てで判断しているな……?」
「優しい顔の裏に、何か違う側面を持っているんだろうな」
といった穿った目で見ていました。
しかし、実際は違ったのです!
採用担当者(クライアント)は、会社の未来を一緒に作る仲間を探すために、一生懸命採用活動をしていらっしゃいます。
毎日仲間を増やすために奮闘するクライアントに、
明日へのエネルギーになるようなものを少しでもお届けしたい、
お届けできるようになりたい。
そんな気持ちで働いています。
なお、下記の写真は、いつもお世話になっているアジアクエスト株式会社の皆さまです。
お話する度に、仕事を頑張ろうとパワーを頂いています。
改めてアジアクエストさま、写真掲載のご快諾くださりありがとうございます!
※写真掲載許可をいただいております。
働く上で大事な力
少し話が広がりますが、働くとは「人生を豊かにする」ことでもあるのかなと感じ始めています。
私は旅が何よりも好きです。
生きる意味といっても過言ではないです。
平日は仕事を通して、週末は旅を通して、どっちも自分のために過ごせたらいいのかもな、と欲張りですがそう思います。
働くことで人生を豊かにするとはどういうことか。
私は、働くことにより以下のメリットを受けられると感じています。
・世の中にあるサービスやプロダクトは、
人の努力や閃きによってできているのを肌で感じられる
※一つひとつの物事への感謝の気持ちが強まるので、
ありがたみを感じながら生活できるようになるという意味です
・仕事を通して、人生で活かせる力を身に着けられる
・仕事以外では出会えなかったような人との対話を通し、新しい視点を得られる
人生で生かせる力について、もう少し語らせてください!
HCは素敵な人で溢れています。
そこで、私がメンバーから学ばせていただいた、
働く上で大事であり、人生を豊かにしてくれる力を2つ共有します。
「○○さん、今何考えている?」力
HCのCSでは、クライアントが何を思っているかを考えることを大切にしています。
1件1件のお打ち合わせの後に振り返りをチームで行っているのですが、
まず最初に考えるのは「〇〇様は今どんな気持ちだと思う?」です。
自分のパフォーマンスやトークなどを振り返るのはその次です。
相手の思いや考えを汲み取る力は、人生のどんな状況でも、あって損はない力だと思います。
ちょっとした”こだわり力
こだわりの理由はさまざまですが、HCのCSメンバーはこだわり力が非常に高いです。
相手を喜ばせたい、相手を驚かせたい、相手に徹底的に寄り添いたい。
それらを実現するための、ちょっとしたこだわりがすごいです。
ここで言う、”ちょっとした”とは、「誰にも気付かれないかもしれない工夫」という意味です。
相手は気付かないかもしれないが、それでも“こちらのこだわり”として工夫を凝らす。
そのように常に意識をし、仕事に取り組んでいます。
こういった軸を一つ通して仕事をすること、生きることは、間違いなく自分自身を緩やかに、だけど確実に豊かにしていると思います。
まとめ
このブログを通して、私たちは「働く」とは何か、そしてそれが個人、会社、社会にどのような意味を持つのかを辿ってきました。
私自身がZenkenでの新卒2年間を通して感じたことや学んだこと、そして今、私が思う「働く」とはどういうことかを紹介させていただきました。
「働く」とは自分自身を豊かにする一つの方法であるのかなと考えています。
ご自身が大切にされていること・ものを仕事にも反映させることができたら、最高だなあと感じています?。
私も仕事を通じて、自分だけでなく、いつかは半径1メートルくらいの方にポジティブな影響を与えることができるような人になっていけたらいいなと願っています。
最後に、ご自身のファーストキャリアやキャリアパスを模索する中で、このブログが少しでも「働くとはなんだろうか」という思考の橋渡しになっていたら嬉しく思います。
悩んだり、昨日と同じ時点に戻ってみたり、深みが増したりすることもあると思いますが、ご自身にしか出せない色や味とは何かを考えるプロセスを楽しみ、自分だけの道を見つけて、輝いてくださったら……という明るい未来を期待します!
おまけ
HCでは「みんどく会」という企画をしています。
「みんどく会」とは、各メンバーがそれぞれ本を1冊読書し、
「ここがよかった!」
「この文章から、私は○○だと考えました」
「この取り組みHCにも取り入れたほうがいいのでは?!」
と意見を交わし、本から得た知識を普段の仕事や生活にどう取り入れるかを議論する会です。
同じものを読んでも全く違う解釈があるので、知的好奇心が刺激されるワクワクする時間です。
▲ みんどく会の様子
これまでみんどく会で取り上げられた本はこちらです!
『ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる』
┗ジム・コリンズ (著), ビル・ラジアー (著), 土方 奈美 (翻訳)
『他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論』
┗宇田川 元一 (著)
『「静かな人」の戦略書──騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法』
┗ジル・チャン (著), 神崎 朗子 (翻訳)
『もう、不満は言わない』
┗ウィル・ボウエン (著)
『数値化の鬼 ── 「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考法』
┗安藤広大 (著)
どこをチームに取り入れようか、どこなら自身の生活でもマネできそうかを考えながら読み進めていけば、本を“飲む”ように読めるようになるかもしれません。
また僭越ながら、私が「働く」ということに迷子になった際に読んだ本もおすすめとして共有いたします。
みんどく会でpickupされた本と交互に読むと、心地よく感じられるのではないでしょうか。
『子どものための哲学対話』
┗永井 均 (著), 内田 かずひろ (著)
『おしごとそうだんセンター』
┗ヨシタケ シンスケ (著)
『なぜ僕らは働くのか-君が幸せになるために考えてほしい大切なこと』
┗佳奈 (著), 池上彰 (監修), モドロカ (イラスト)
最後までご一緒くださり、ありがとうございます!
また次回のブログでお会いしましょう。